地産地消への注目が高まり続けるドイツ。しかしその反面、農地の買い占めやオーガニックのスーパーマーケットチェーンの台頭などにより地元の小さな農家、生産者たちは苦戦を強いられているのが現状です。そこで、ドイツにじわじわと広まってきているのが「The Food Assembly」。消費者と作り手を直につなげるオンラインプラットフォームです。2011年、フランスでMarc-David Choukroun とGuilhem Chéronが地元の工房や家族経営の農家などを支援しようと始めたこのプロジェクト。あっという間に広がって、いまでは国内700カ所以上で開催されているそうです。2014年に西ドイツ、ケルンに上陸し、ベルリンでも開催が始まりました。 システムは非常にシンプル。まず市内の各エリアにいくつかのグループが点在しているので、開催場所、日時と取り扱い商品によって自分が参加したいところを選んで、