ブックマーク / www.ringolab.com (13)

  • なぜビジネス書は間違うのか ハロー効果という妄想 - 情報考学 Passion For The Future

    ・なぜビジネス書は間違うのか ハロー効果という妄想 このの批判する「ビジネス書」というのは、いわゆる自己啓発系や能力開発系ではない。『エクセレント・カンパニー』『ビジョナリー・カンパニー』のような、屋の経営学コーナーの真ん中に、経営の科学書としてディスプレイされているのことである。 「経営者も記者も大学教授もコンサルタントも含めて、私たちが企業パフォーマンスを決定する要因だと思っている多くの事柄は、業績を知ってそこに理由を帰した特徴に過ぎないのである。」 原題の「The Halo Effect」(ハロー効果、後光効果)とは、物事の特徴的な側面を見ると、その他の面に対する評価も影響を受ける認知バイアスのこと。多くのビジネス書は、好業績の企業を分析して、成功要因を抽出するが、著者はその方法論に異を唱える。 企業の財務業績が良いと、戦略も企業文化も人事制度も商品品質もCEOの能力も人柄も、

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    wackyhope 2011/06/27
    “企業パフォーマンスを決定する要因だと思っている多くの事柄は、業績を知ってそこに理由を帰した特徴/一部の学者はサービス精神と商売根性で、科学的には間違っているが、わかりやすくて売れる本を書いてしまう”
  • 世界とつながるビジネス――BOP市場を開拓する5つの方法 - 情報考学 Passion For The Future

    ・世界とつながるビジネス――BOP市場を開拓する5つの方法 世界の所得分配ピラミッドの底辺40億人、世界人口の3分の2は1日8ドル未満で暮らしている。一人ひとりの収入は少なくとも合計すると年間5兆ドルの所得がある大国となる。この人々を援助の対象とはとらえず、消費者であり生産者であるとみなすことで、現地に持続可能なビジネスを創出できれば、未来の大きな市場となる。 これは国連開発計画(UNDP)の「包括的な市場育成イニシアチブ」調査報告書の日語版。 1 貧困地域におけるビジネスチャンスと5つの課題 2 BOP市場での事業の成功を導く5つの方法 3 さまざまな業種における、示唆に富む17の事例 という構成で"インクルーシブビジネス"のチャンスを語る。 (1)基的なニーズへの対応、(2)生産性の向上、(3)収入の増大、(4)エンパワーメント、サポートの方法は大きく4つが設定され、これらの方向性

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    wackyhope 2011/05/22
    “国連開発計画(UNDP)の「包括的な市場育成イニシアチブ」調査報告書の日本語版”の書評。“どうやって貧困層において持続可能なビジネスを生み出せばいいのか”
  • 年表横スクロールでツイッター、Facebook、ブログを眺める iStreamer - 情報考学 Passion For The Future

    ・iStreamer Webではほぼ御法度だった横スクロール・インタフェースが、実はタッチパネルのiPadアプリではかなり便利であることに気がついた今日この頃。 iStreamerはツイッターやFacebookやブログ(RSS)のビューアーだ。まず自分のツイッターやFacebookのアカウントを登録する。ブログについては専用の検索インタフェースから読みたいブログを探す。あらかじめ米国の有名なサイトはプリセットされていて選ぶだけで登録もできる。 普通のビューアーと違うのは、発言が年表のようにマッピングされて横に流れていくこと。再生間隔や速度は変更することができる。大量のツイッターフォローをしている人がザッピングするのにおすすめである。 The iStreamer for the iPad - by AllofMe.com from AllofMe, Ltd. on Vimeo. このアプリも

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    wackyhope 2010/10/09
    この発想は時間軸をリアルな時間だけでなく、ある物事を体験している経過時間等でも設定できれば、体験を疑似同期的に共有するツールになって面白いかも。
  • 情報楽園会社 TSUTAYAの創業とディレクTVの失敗から学んだこと - 情報考学 Passion For The Future

    ・情報楽園会社 『情報楽園会社 TSUTAYAの創業とディレクTVの起業』(徳間書店刊・1996年)に加筆して復刊。カルチュア・コンビニエンス・クラブ社長の増田宗昭氏が語るCCC成功の原点。14年前のであるが、現代のネットビジネス文脈でも活かせる知恵が書かれている。 前半のTSUTAYA創業の回想録では、増田社長がドキドキしながら、一店舗目を開業した思い出を語る。当時の小さな店舗の写真や、手書きの企画書が、千里の道も一歩からだったのだなあと思わせる。 当時、自分が何を考えていたかが語られる。増田流はとにかくわかりやすい。たとえばコア事業のレンタルビジネスの説明。 「レンタル業とは、一言でいってしまえば金融業である。八百円で仕入れたCDが、レンタル料金百五十円を生む。このレンタル料金百五十円の実態は、金利に他ならない。なぜならお客さんに貸し出されたCDそのものは、翌日に返却され、また次の人

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    wackyhope 2010/08/04
    「社長の増田宗昭氏が語るCCC成功の原点/マルチメディア時代に生き残れるのは、もはや企画会社だけ/その組織の条件を3つ/天才経営者は一度の失敗から、より多くを学ぶ」
  • ネオ・デジタルネイティブの誕生―日本独自の進化を遂げるネット世代 - 情報考学 Passion For The Future

    ・ネオ・デジタルネイティブの誕生―日独自の進化を遂げるネット世代 国内大規模定量調査によって、若年層の情報摂取行動を調べたという、日版デジタルネイティブ研究報告。日のデジタルネイティブを3つの世代に区分している。76世代、86世代、そして96世代=ネオ・デジタルネイティブだ。各世代のわかりやすい対比が面白い。たとえば、 76世代:PCで書く、ケータイで読む 86世代:ケータイで書く、PCで読む という違いがあるそうだ。全般的に上の世代がパソコンでやっていることを下の世代はケータイでやっている傾向がある。もっともこれは、パソコンの所有率とも関係があるのかもしれないが。 情報行動だけでなく、コミュニケーションのスタイルも異なっている。 「まず76世代は、「他人にあまり影響されずに自分らしい生き方をすることがカッコいい」「世の中が言うことよりも自分の情報のほうが正しい」「社会がなんと言おう

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    wackyhope 2010/06/06
    日本のデジタルネイティブを3つの世代に区分。76世代、86世代、そして96世代=ネオ・デジタルネイティブ。
  • 次に来るメディアは何か - 情報考学 Passion For The Future

    ・次に来るメディアは何か テレビ・新聞は消滅するのか?メディアはどう再編されるのか?アメリカの事例をみながら日のメディア産業の将来を考察する。内容たっぷり。面白かった。 「ネット上で自分に関心のある情報ばかりを集めるデイリー・ミー(自分のための日刊新聞)現象は、社会の分極化を招き、民主主義を発展させていくうえで阻害要因になりうる」という意見が紹介されていた。検索もカスタマイズもリコメンドも、すべてデイリー・ミー強化につながる。次世代メディアの重要な要素だ。 しかし、デイリー・ミーで社会が分裂するとまではいかないのではないかとも思った。全員がデイリー・ミーしか読まないようになると、逆に広く全体を見渡すグローバル新聞を読んでいる人が大切になるだろうし、逆にデイリー・ミーにグローバルな意見を取り込んで読む人も増えるだろう。そもそも、いろいろな意見を持った人がいるということが、民主主義の前提だろ

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    wackyhope 2010/05/27
    「テレビ・新聞は消滅するのか?メディアはどう再編されるのか?アメリカの事例をみながら日本のメディア産業の将来を考察/デイリー・ミー(自分のための日刊新聞)現象」
  • 著作権の世紀―変わる「情報の独占制度」 - 情報考学 Passion For The Future

    ・著作権の世紀―変わる「情報の独占制度」 電子書籍ブームによって、またにわかに著作権ブームである。 このは、まとまっていて、現状をアップデートしたいIT業界人にもおすすめ。 昔、仕事テレビの番組情報をWeb上で扱う仕事をしていたとき、その業界のルールに戸惑った。テレビ番組表、番組内容、出演者情報、それに関するクチコミなどテレビ関係の情報というのは、Webで扱うに際して権利関係が明確でないものが結構あった。専門家に聞いても、あなた方がやりたいことは法的には大丈夫なはずだが現実ではケースバイケースだと言われた。つまり、法的権利というより業界の慣習や力関係で、情報をどう扱うべきか決まっているように感じた。 「著作権の適用範囲をめぐって、補償金や保護期間延長といった激論がつづく一方で、法律の外に疑似著作権と呼ぶべき情報の囲い込みが数多く生まれています。そのなかには、もっともな理由のあるものもあ

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    wackyhope 2010/05/14
    「著作権とは何かを、普通の人含めて社会全体でもっと理解する必要がある。」
  • インターネットはいかに知の秩序を変えるか? - デジタルの無秩序がもつ力 - 情報考学 Passion For The Future

    ・インターネットはいかに知の秩序を変えるか? - デジタルの無秩序がもつ力 素晴らしい内容。ネットの知の構造化を考えたい人に、おすすめ。 整理の第一段階 物質それ自体の整理 整理の第二段階 物理的な対象(カード式索引等)で整理する 整理の第三段階 デジタルでの整理 という段階が定義されていて、その第三段階の原則は、 ・フィルターは入り口ではなく出口で ・葉っぱは出来るだけたくさんの枝にぶら下げよ ・すべてはメタデータであり、すべてはラベルをつけられる ・管理をあきらめよ というもの。 伝統的な図書館分類による秩序だった整理ではなくて、YoutubeやFlickrのタグ整理あるいはWikipediaのようなフォークソノミー的アプローチの方が、ネット時代には有効であるという。 コミュニティによる知識創造と構造化がテーマだ。従来型のナレッジマネジメントシステム(KMシステム)についてはこう書いて

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    wackyhope 2010/05/01
    「雑多な会話の集まる知の交差点に立つ者こそニュータイプの知識人」「複雑さの中で泳ぐこと、意味を最終的に確定させないでいること、が無秩序から意味を取りだす秘訣になる」
  • 完全教祖マニュアル - 情報考学 Passion For The Future

    ・完全教祖マニュアル ネタというレベルを超えて、結構当に使えちゃうかもしれない実践的内容...。 「みなさんは、人に尊敬されたい、人の上に立ちたい、人を率いたい、人を操りたい、そんなことを思ったことがありませんか?でも、自分には才能がない、学がない、資産がない、そんなのは一部のエリートだけの特権だ、等と理由を付けて夢を諦めていませんか?確かに、これらの夢を叶えることは非常に難しいことです。ですが、悲観することはありません。何も持たざるあなたにも、たった一つだけ夢を叶える方法が残されています。そう、それが教祖です!新興宗教の教祖になれば、あなたの夢は全て叶うのです!」 新興宗教の教祖になりたい人のためのマニュアルだ。 「インテリは組織運営の核として絶対に必要なものです。ですが、実際問題としては、組織の主たる層は一般人ですし、そして、一般人は哲学など毛ほどの興味もありません。」 既存宗教を

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    wackyhope 2010/04/27
    「新興宗教の教祖になりたい人のためのマニュアル」/「特殊なリーダーシップ論として読むと、いろいろと勉強になる真面目な内容」
  • 振仮名の歴史 - 情報考学 Passion For The Future

    ・振仮名の歴史 平安時代から現代まで振仮名の歴史を振り返るトリビアな新書。 日語特有の表記法である振り仮名には大きく「読みとしての振仮名」と「表現としての振仮名」の二つがある。「合図」と書いて"あいず"と振るのが前者であるなら、"サイン"と振るのが後者である。 古くは、漢語で書かれた日書紀にも振仮名が振られていることがわかる。中国語を日語で読むことが契機となって誕生したものであるらしい。二つの使い方は当初から存在していた。室町時代の頃には左右両振仮名というのもあって、読みと表現の両方を左右に書いた例もある。 表現としての利用が極まった例として、実際にはない漢字をでっちあげて、それに振仮名を振って遊んだ平安時代の嘘字なども紹介されている。実用性だけではなくて、それ自体がかなり饒舌なサポーターとして日文化を支えてきた。 明治時代に官権派の「大新聞」は振仮名を振らず、大衆的な読者を対象

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    wackyhope 2010/04/27
    「振り仮名には大きく「読みとしての振仮名」と「表現としての振仮名」の二つがある」/“強敵”と書いて“とも”と読む的なアレの歴史の蘊蓄。そんなに昔からあったとは知らなかった。
  • 20歳のときに知っておきたかったこと スタンフォード大学集中講義 - 情報考学 Passion For The Future

    ・20歳のときに知っておきたかったこと スタンフォード大学集中講義 著者のティナ・シーリグはシリコンバレーの中心に位置するスタンフォード大学で、学生に起業家精神を教えるアントレプレナー・センターのエグゼクティブ・ディレクター。「機が熟すことなどない」「早く何度も失敗せよ」「及第点でなく最高を目指せ」「ルールは破られるためにある」。集中講義を書籍化した書は、たとえ20歳でなくても、挑戦心を焚きつけられるメッセージがいっぱい見つかる。 スタンフォード大のようなエリート養成校で、こうした「異質なこと」をする能力を魅力的に教えるコースがあるということが、アメリカのイノベーション創出能力(アップルやグーグル)の源泉にあることは間違いない。 情熱とスキルと市場が重なり合うあなたにとってのスウィートスポットを探せ、という。それは趣味仕事の境がない世界。「ライフワークバランス」なんていう軟弱発想とは無

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    wackyhope 2010/03/22
    これは面白そう。/東大からも安藤忠雄研究室の「建築家たちの20代」や立花隆ゼミの「二十歳のころ」が出て昔読んだが、すっかり忘れてしまっている。再読しよう。
  • 新世紀メディア論-新聞・雑誌が死ぬ前に - 情報考学 Passion For The Future

    ・新世紀メディア論-新聞・雑誌が死ぬ前に 「冒頭にも書きましたが、わたしは紙のメディアは銀塩のフィルムカメラに似ていると思います。書店は中古カメラ屋さんのようになるのかもしれません。最新の刊行物を並べる書店は量販店化していくでしょう。そして、フィルムカメラが廃れ、デジカメが全盛のいま、紙のは中古カメラのように稀少品に近くなると思います。」 『WIRED』『サイゾー』とエッジの効いた雑誌の創刊者であり、インフォバーン社長として出版ビジネスの経営者でもある小林弘人氏による旧勢力にはちょっとばかり痛烈なメディアの未来論。 「これから、出版社などのメディア企業が抱える頭痛の種は、競合する相手が自分たちと似たような企業ではなく、1人か、もしくは数人くらいまでによってローコストで運営されるメディアとなることです。 高額の給与や家賃、諸経費という固定費縛りがある企業が、寝ずに頑張る個人と競り合うことは

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    wackyhope 2009/08/25
    「新しいプラットフォームがつくるスフィア(生態圏)では、そこに棲む人たちの関心や行動パターンなどを、皮膚感覚で理解する必要があります。それが「その他大勢」よりも優位に立てる条件」
  • はてなの新着・注目キーワード及び連想語ビューア hatehate - 情報考学 Passion For The Future

    ・hatehate http://exeonline.client.jp/hatehate.html hatehateははてなダイアリの新着キーワードと注目キーワードを表示するためのデスクトップアプリケーション。キーワードをクリックすると、はてなに登録された解説文と関連サイトへのリンクが表示される。 連想語機能で発想を広げていくこともできる。一人ブレインストーミング用の思考支援ツールとして結構使える。 さらに面白いのが「キーワード抽出」機能。任意のテキストを右上スペースにはりつけてキーワード抽出を押すと、文章内の単語からはてなに登録のあるものだけを抽出してくれる。はてなを辞書的に使いたいとき大変便利な機能だ。

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    wackyhope 2009/02/15
    連想語機能で発想を広げていくこともできる。一人ブレインストーミング用の思考支援ツールとして結構使える。
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