ブックマーク / schutsengel.blog.ss-blog.jp (7)

  • ホメオパシーと日本助産師会:Chromeplated Rat

    # 誤記があったためタイトルを修正しました。 和田みき子さんのホメオパシー問題についてと云うエントリを読んだ。このかたは助産師さんで、『1920年代の都市における巡回産婆事業――経済学者、猪間驥一の調査研究を通して――』 と云う論文で第4回河上肇賞の奨励賞を受賞してらっしゃるよう(なので昔の、いわゆる「自然なお産」の実情についても造詣の深いかたのよう)。 ここのところの朝日新聞を中心としたホメオパシー報道で、きっかけとなった(と云ってもいいと思う)助産師のみなさんとか助産師会がどう思ってるのかな、みたいには思っていたんだけど。 私自身はすでに開業をやめ、日助産師会の会員でもないのですが、この問題は助産師全体の問題として受け止めており、東京都助産師会(この4月から法人化して、「日助産師会東京都支部」から独立した組織となった)のトップにある人と、この間、意見交換をしてきました。 彼女も、ホ

    wackyhope
    wackyhope 2010/08/12
    元開業助産師によるホメオパシー問題に関するエントリを読み解く内容。タイトルが助産”婦”会になってるのは?ただの誤字?
  • 流通経路:Chromeplated Rat

    CanCamと云えば小学館のファッション雑誌で、20年くらい前には「自分には縁のない層の女性を対象にした雑誌」と云う認識を持っていたのだけれど、いまはどんな傾向の雑誌なのかは知らない。 で、その編集部の公式ブログの、お肌がピカピカになる体験ツアー☆と云うエントリを見かけた。 ニセ科学にまつわる言説を眺めていると、特定の種類のものについては発信者に性別の偏りが見られることに気づく(統計的な数字は出せないけど)。代替医療、と云うか、自然をうたったニセ科学に関しては、どうにも女性にその信奉者が多く見られるように思える。典型的にはホメオパシーとか。 で、これって、傾向として女性向けメディアに、そう云う内容を含んだものが多いからじゃないんだろうか、みたいにまぁ、憶測をしてはいたのだけど。 で、これはエバメールと云う化粧品メーカーの工場に見学に行って、ついでにエステ体験をしてきた、と云うような内容の記

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    wackyhope 2010/05/28
    「ニセ科学にまつわる言説/女性向けメディアに(略)多いから/化粧品業界も(略)グレイゾーンに位置する業者がけっこういるんだろう」おっしゃる通り。業界内から指摘する人も少ない。
  • ゆるがせにすべきではないこと(「科学との正しい付き合い方」内田麻理香):Chromeplated Rat

    でも、ネット上でいくつかの書評を見て、ちょっと思い直した。 この来の対象読者は、たぶんぼくみたいな人間なんだろうな、と思ったので。 ニセ科学に関する議論のはじっこのほうでそこそこのあいだうろうろしているにも関わらず、ぼくぐらい「科学」と云うものに対する理解を欠いている人間もそうはいないだろう(もうこれは認めてしまえば能力的な問題で、そこには忸怩たるものがないわけでもないのだけれど)。書でも主要なテーマとして掲げられている「科学リテラシー」と云うものについても、いまだそれがどんなものを指すのか、と云うことについて明瞭な理解を持っていない(ついでに云うと、あまりそこにはっきりした共通理解が生じていると思えないような場で、このことばが一種の紋切型として使われているように感じられる現状に対する違和感もまだ払拭できていない)。 でまぁ、目次を開いてみる。初級編、中級編、上級編に分かれている。

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    wackyhope 2010/05/03
    丁寧な書評。「著者も(略)揺れ動く部分があるのかもしれない/でも、ゆるがせにすべきではない部分もあるのではないか」
  • JBpressに掲載された長野修氏のコラムについて:Chromeplated Rat

    JBpressの長野修氏によるホメオパシー記事のふたつめ、何のためのホメオパシーか 西洋医学が見放した人を前に、それでもノーと言えるかが公開された(ひとつめの記事は自然治癒力を高める「ホメオパシー」欧米からやって来た代替医療が日で静かなブームと云うタイトルで9/2付で公開されている)。もうそこそこ話題になっているけれど、これらの内容が容認しがたいので言及してみる。語調がいつもと違うかもしれないけど、ご容赦を。 ホメオパシーの問題点と云うのは複数の角度から挙げられていて、そのあたりはここのサイドバーからもリンクしているlets_skepticさんのホメオパシーFAQに詳しい。賛否両論含めた議論の場としては上に挙げた長野氏の9/2付の記事を題材にしたkikulogのホメオパシーは世界で最も安全な医療?と云うエントリが現時点で活発。 細かい議論はこれらを参照していただくとして、ホメオパシーの持

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    wackyhope 2009/09/10
    「長野修氏によるホメオパシー記事(略)これらの内容が容認しがたいので言及してみる。」/ホメオパシー及び該当記事の問題点を指摘。参考になる。
  • 置かれる場所 (「おかしな科学」菊池 誠、渋谷研究所X):Chromeplated Rat

    2度読み返したらちょっとレビューが遅くなってしまった。 この種のがどの屋に置かれるのか、どのコーナーに置かれるのか、と云うのはそれなりに難しい問題で、以前そのへんはわれらが聖典を屋で探しまわると云うエントリでネタにしたことがあったんだけど、このについては友人との待ち合わせに利用した最寄りの屋のひとつであっさりと発見。ここは壁一面に一般向け学術解説書みたいな種類のをまとめて置いてあって、そこには科学書から思想書までが並んでいるんだけれど、そこに平置きにしてありました。置いてある場所は以前謎解き 超常現象を見つけた場所と同じあたり。直線距離で1メートルすこしのあたりに江勝氏の著作やニューエイジ系の書物が並んでるのはなんだかなぁ、とか思ったけれど、考えようによっては悪くない。ともあれ、みつどんさんのように購入に苦労すると云うようなことはなかったんだけれど、昨日ちょっと気になって市内

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    wackyhope 2009/08/10
    「おかしな科学―みんながはまる、いい話コワい話」(菊池誠)書評/正誤表へのリンクあり
  • 企業の倫理:Chromeplated Rat

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    wackyhope 2009/03/06
    「結局のところニセ科学批判、と云うものの現実的なリーチは現時点でその程度のもの、と云う話でもあって。」
  • 結論はない:Chromeplated Rat

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    wackyhope 2009/02/24
    ニセ科学批判、と云った場合に、ここで取り上げるような角度は結局のところ周縁なわけで。コアな議論はそれに適したところで進めてもらって、こっちはこっちで身の程をわきまえながらいろいろ考えていく。
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