若手アニメーターの支援活動をおこなっている団体が、経験年数3年以内のアニメーターを対象にした生活実態調査をおこなったところ、回答した153人のうち半数以上が、家族から何らかの経済的援助を受けて働いていることがわかった。 この調査は、NPO法人「若年層のアニメ制作者を応援する会」(京都市)が、労働条件や居住形態、奨学金の返済状況などについて、インターネットを通じておこなった。回答者数は153人(男性29%、女性69%、その他2%)。同団体は12月12日、調査結果の速報版をホームページ上で発表した。 居住形態について、「実家暮らし」と回答した人は全体の35%だった。「実家暮らしでない」と回答した人のうち31%(全体の18%)は、実家から仕送りを受けていたことから、全体の半数以上になる53%が、家族からの何らかの経済的援助のもとで働いている。 「奨学金を返済しているか」という設問に対しては