つくばエクスプレスの男性運転士(48)が勤務中に私物の携帯電話を使い、インターネット交流サイト(SNS)のフェイスブックに書き込みをしていたことが26日、運行会社への取材で分かった。運転士は「大幅な遅れが見込まれると友人らに連絡しようと思った」と話しており、同社は運転士を乗務から外し、SNS利用のガイドラインを作って再発防止に努めるとしている。 首都圏新都市鉄道によると、13日午後5時15分ごろ、南流山駅(千葉県流山市)構内で、線路にいた男性が下り列車にはねられ死亡する事故が起き、全線で約2時間運転を見合わせた。 別の列車に乗務していた運転士は、万博記念公園駅(茨城県つくば市)で運転再開を待っていた際、携帯電話で「開業以来初の人身事故が起きた」などとフェイスブックに書き込んだ。