統合幕僚長らを厳重注意と発表したが… 南スーダンの国連平和維持活動(PKO)に派遣した陸上自衛隊部隊の日報問題で、稲田朋美防衛相が次第に追い込まれている。「廃棄」したはずの日報の存在が明らかになるまでの経緯を説明すればするほど、別の疑問点が浮上する悪循環。稲田氏は10日、河野克俊統合幕僚長らを厳重注意したと発表したが、野党はさらに追及を強める構えだ。 南スーダンの首都ジュバでは昨年7月、大規模な武力衝突が発生した。このため、国連職員らが襲われた際、自衛隊員が救援に向かう「駆け付け警護」の任務付与を巡って、国会では現地情勢に関する質疑が何度も繰り返された。
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