「仕事に私情を挟むな」というふうに、仕事に感情をもち込むことはタブー視されがちです。しかし、その風潮を疑問視するのは、著書『感情マネジメント 自分とチームの「気持ち」を知り最高の成果を生みだす』(ダイヤモンド社)を上梓した池照佳代(いけてる・かよ)さん。池照さんは、感情こそが仕事のパフォーマンスを最も大きく左右する因子であり、だからこそ「仕事には私情を挟みなさい」と語ります。 構成/岩川悟 取材・文/清家茂樹 写真/石塚雅人 自分の感情を知るツール「ムードメーター」 みなさんは自分の「感情」に注意を向けていますか? 「今日の上司は機嫌が悪そうだ……」と他人の感情には注意を向けても、自分の感情となると意外と気にかけていないのではないでしょうか。そして、その感情がどんなものかを表現することも意外と難しいものです。 ここで、「ムードメーター」というものを紹介します。これは、アメリカのイェール大学
保育士や幼稚園教諭など「保育者」の勤務状況について初の国際的な調査が行われ、日本は参加した9か国のうち、仕事にかける時間が最も長かった一方、給与への満足度は下から2番目の低さとなりました。 調査は、OECD=経済協力開発機構がおととし、日本や韓国、それにドイツやノルウェーなど9か国を対象に初めて行い、日本では全国216の幼稚園や保育所、それに認定こども園で働く保育士や幼稚園教諭など「保育者」1616人が回答しました。 調査では、自宅への持ち帰りも含めた1週間の仕事の時間は、最も短いアイスランドが33.5時間、ドイツが40.1時間、韓国が46.6時間となるなか、日本は50.4時間と9か国で最も長くなりました。中でも、勤務年数が3年以下の日本の「保育者」は、54時間と特に長くなっています。 一方で、子どもと接していない時間も16.9時間と韓国に次いで2番目に長く、「活動の計画・準備」や「一般的
多くの人は学校の勉強法の延長で「ライバルより優れていること」を実現しようとしますが、実社会の競争において、重要なのは「ライバルとは全く異なる位置付けを得ること」だとのこと。時価10億ドル(約1100億円)に達したスタートアップで働くというリンダさんが、「真正面から競争しないこと」の重要さを述べています。 Why it’s better to be the anti-status quo - Product Lessons https://productlessons.substack.com/p/why-its-better-to-be-the-anti-status 多くの人は学校の勉強を通して「競争すること」を学びます。同級生たちと一緒に学ぶ中で、他の生徒たちよりも良い成績を収めるには、教科書の答えをより多く記憶する必要があるためです。 このような競争を現実社会に当てはめると、競業企業
by dotshock 好きなことを仕事にすることは多くの人にとってのあこがれです。子どもころからの夢だった職業や、趣味に直結している仕事に就くことで、給料や対価だけでなくやりがいや充実感を得ることができます。ところが最近の研究により「仕事にやりがいを感じると労働搾取につながりやすい」ということが判明しました。 Understanding contemporary forms of exploitation: Attributions of passion serve to legitimize the poor treatment of workers. - PubMed - NCBI https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/30998042 There's a Surprising Downside to Having a Job That You Lo
ホーム ニュース一覧 パーソル総合研究所、副業実態・意識調査結果【個人編】を公表加速する副業。正社員の10.9%が副業実施中、1年以内の開始41.3% パーソル総合研究所、副業実態・意識調査結果【個人編】を公表 加速する副業。正社員の10.9%が副業実施中、1年以内の開始41.3% 副業で本業のモチベーション向上23.1%。副業の平均月収6.82万円 デメリットは過重労働。副業で体調崩す13.5%、本業に支障きたす13.0% 総合人材サービス、パーソルグループのシンクタンク・コンサルティングファームである株式会社パーソル総合研究所(本社:東京都港区、代表取締役社長:渋谷和久)は、副業に関する個人や企業の実態把握を行い、企業がとるべきアクションを明らかにすることを目的とし、自主調査として「副業の実態・意識調査」を実施しました。このほど調査結果である個人編・企業編のうち、個人編を取りまとめまし
議事録のツイートへ沢山の反響を頂きましたので、ブログにまとめてみたいと思います。 優秀な戦略コンサルの仕事術は綺麗なパワポを作ることではなく、議事録ベースで大企業のコンセンサスを作っていくことだし、古来共産圏では書記長が一番偉いし、そもそも議事録取りは雑用なんかじゃなく、選ばれた人しか務まらない仕事でもあるんだけどね。AIで音声を書き起こすのが議事録ではない。 — 誇りで飯が(ry (@908_908) 2018年9月18日 大企業では(別に大企業でなくてもですが)、普通物事は簡単に決まりません。というのも、所有と経営が分離している非オーナー企業では、特定個人の意見を押し通すようなことができないためで、良く言えばこれがガバナンスというヤツなのですが、筆者の個人的な経験では、ビジネスの世界に唯一の正解はないとは言うものの、多くの場合「正しい方向性(Direction)」という広さでは概ね1つ
リクルート入社後、事業企画に携わる。独立後、経営・組織コンサルタントとして、各種業界のトップ企業からベンチャー企業、外資、財団法人など様々な団体のCEO補佐、事業構造改革、経営理念の策定などの業務に従事。現在は、経営リスク診断をベースに、組織設計、事業継続計画、コンプライアンス、サーベイ開発、エグゼクティブコーチング、人材育成などを提供するプリンシプル・コンサルティング・グループの代表を務める。京都大学卒。国際大学GLOCOM客員研究員。麹町アカデミア学頭。 著書に『「一体感」が会社を潰す』『それでも不祥事は起こる』『転職後、最初の1年にやるべきこと』『社長!それは「法律」問題です』『インディペンデント・コントラクター』『愛社精神ってなに?』などがある。 組織の病気~成長を止める真犯人~ 秋山進 日本には数多の組織があり、多くの人がその中に属しています。組織は、ある目的のために集まった人た
出るべき会議を選び、不要な会議をうまく断る方法。参加できなくても貢献の意思を伝えることがポイントになる。 あなたの受信トレイにも届くことだろう。本当は出席したくない会議への招待メールが。 気乗りしない理由は、スケジュール表の残り少ない余白が潰れるからかもしれない。あるいは、その時間帯はすでに埋まっており、どちらを断るべきか決断が迫られるからだろうか。理由は何であれ、時には会議への招待を断る必要がある。 最初の課題は、どの会議を断るべきかを決めることだ。そのために、ちょっとした規律があれば大いに役立つ。参加に際して一連の条件を設けて、それを忠実に守るのだ。 条件1 まずは会議の価値を検証しよう。その会議は、重要でタイムリー、かつ価値のある何かに関するものなのか。会議がうまく運営されるための準備として、明確な目的と議題があるのか。参加者にはしかるべき背景情報が事前に与えられるのか。有意義な進展
今日では、スキルや戦略は早々に陳腐化する。個人も組織も、時代に取り残されることを日々恐れている。この不安を取り除く方法はあるだろうか。本記事は、「まずは思考習慣を変えること」を勧める。 見逃している方もいるかもしれないが、「FOMO」(フォーモー)は現在、公式の英語となっている。“Fear of Missing Out”(取り残される恐怖)の略語で、オックスフォード辞典にも掲載されている。その説明には、「楽しいことや面白いことが、どこか他の場所で起きているのではないかという不安。主にソーシャルメディアでの投稿によって助長される」とある。 いまや物事はかつてなく急速に変化しているため、FOMOは現代人につきものの悩みといえよう。だが、そこにはもっと根本的な恐怖心が潜んでいると私は考えている。それは時代遅れになることへの恐怖だ。取り残されることに対する恐れは、時代についていけず置いていかれるこ
(1)会議自体を目的化させない 会議は情報収集や討議するには有効な手段だが、事業計画のたたき台作成などには有効ではない。会議を開催する前に、会議が本当に正しい手段なのか検討すべきだ。 (2)適切な参加者を設定する 多くの会社では、少人数で会議を行うのは体裁が悪いと考えるようだ。これは、参加者を増やすとどれだけコストが上がるかを理解していない結果だろう。不必要な参加者は会議進行の妨げにさえなりかねない。「7人ルール」を忘れないでほしい。参加者が7人を超える毎に、正しく、早く、実行可能な意思決定ができる可能性は10%ずつ低下していく。つまり参加者が16-17人になると、意思決定の有効性はほぼ完全に失われてしまうと言ってよい。 (3)会議時間を見直す 以前は多くの企業で会議といえば30分だったが、参加者が増えるとコストが高まるにも関わらず、最近では一般的な会議は60 分と長くなった。我々が以前発
LICOオフィシャルブログ「子どものこころが穏やかに育つ魔法の育児法」Powered by Ameba私と子どもたちとの日々の何気ないやり取りや 私の考える 「穏やかな気持ちで子どもと向き合う」方法や 「穏やかなこころが育つ」子育て法について つらつらと書いていけたらと思います(*^^*)
> > > > 「平等」と「公正」の大きな違いが1秒で納得できる画像 2014年11月11日 20時30分 一瞬同じようなものだと思うかもしれません。しかしこれらは全然別の考え方。どこがどう違うのかが納得できる秀逸な画像がシェアされています。 「平等」は自由と共に民主主義社会を形作る重要な考え方。しかし公正取引委員会などの組織があるように、似ているようには感じながらも少し違う使われ方をする「公正」という考え方も存在しています。 そしてこのふたつ、ぼんやりと同じようなことを言っているように見えて、実は大きな違いがあります。例えば国や地方自治体が誰かに対して補助を行う時、平等に行うのと公正に行うのでは全く違う結果になります。一体どう違うのか、それを表したのがこちらの画像。Equalityが平等、Equityが公正を表しています。 平等はそれぞれの状況を鑑みずに全員に対して同じ待遇を施し、結果野
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