5年間「フィナンシャル・タイムズ」に勤務し、現在は「ニューヨーク・タイムズ」の記者として活躍するデイヴィッド・ゲレス氏。大学3年のときにインドに留学し、そこで瞑想を学んだが、それ以来20年あまりマインドフルネスを実践してきた。 ここ数年、このマインドフルネスという言葉が、シリコンバレーを中心にアメリカで注目されている。アップルやグーグルなどのトップ企業が率先して社員セミナーに導入し、社員の力を最大限引き出す方法として一気に広まった。ゲレス氏は改めてその本質を見極めるべく、1年以上全米を旅し、職場でマインドフルネスを探求しようとしている人々に取材を行い、『マインドフル・ワーク』(NHK出版)として昨年出版した。 マンハッタンにあるニューヨーク・タイムズのオフィスでゲレス氏に、マインドフルネスの実態を聞いた。 ビジネスの成功とEQアップを両方叶える ニューヨーク・タイムズ 記者 デイヴィッド・