私たち人間の体や身のまわりにあるものすべて、そして宇宙に浮かぶ星々さえもクォークと呼ばれる素粒子で構成されています。このクォークは発見から数十年経ちます。その運動を記述する方程式もわかっています。静的なクォークの結合状態については、スーパーコンピュータ「京」などの大規模数値計算で明らかにされつつありますが、クォークの運動の力学は未だ理解されていません。それは、このクォークの運動の背後に潜む複雑性、カオスが原因になっています。ここでは、クォークの運動のカオスを測る指標の定式化に向けた最新の研究成果について、ご紹介したいと思います。 運動の複雑さって何? 高校の物理の授業で、物体の運動を記述する運動方程式を習います。授業での演習問題では、設定が理想化されており、必ず解が求まります。つまり、初期値としてある時刻における位置と速度を与えれば、物体の運動は完全に決定されます。この運動のどこが複雑なの
The Standard Model is far more than elementary particles arranged in a table. The Standard Model of particle physics is often visualized as a table, similar to the periodic table of elements, and used to describe particle properties, such as mass, charge and spin. The table is also organized to represent how these teeny, tiny bits of matter interact with the fundamental forces of nature. But it di
素粒子ミュオンの反粒子の正ミュオンを中心にして、その周りを電子が回っている束縛状態をミュオニウムと呼ぶ。水素原子の陽子が正ミュオンに置き換わった構造で、その生成が素粒子物理学の謎を探る実験に重要と考えられている。そのミュオニウムを室温で従来の方法より10倍も大量に生成することに、理化学研究所の石田勝彦(いしだ かつひこ)副主任研究員と高エネルギー加速器研究機構の三部勉(みべ つとむ)准教授らが成功した。 このミュオニウムから作られる超低速ミュオンビームの精密測定は現在の素粒子の標準理論を超える新しい物理現象の発見に道を開く可能性があり、重要な成果といえる。TRIUMFカナダ国立素粒子原子核研究所など7機関との共同研究で、9月12日付の国際物理学誌Progress of Theoretical and Experimental Physicsに発表した。 ミュオニウムは反粒子の正ミュオンと電
Scientists discover how to turn light into matter after 80-year quest by Imperial College London This shows theories describing light and matter interactions. Credit: Oliver Pike, Imperial College London Imperial College London physicists have discovered how to create matter from light - a feat thought impossible when the idea was first theorised 80 years ago. In just one day over several cups of
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