今日9月2日は日本と連合国が降伏文書に調印した日。 小林よしのり氏は「戦争論3 P55、56」で以下のように書く。 そもそも日本の知識人やマスコミは、どういうわけか必ず「第二次世界大戦で日本は連合国に無条件降伏した」と書く。まったく歴史に対して無知なのだ。日本政府は無条件降伏などしていない。以上一部引用 コメント; 同じことは江藤淳も指摘している。確かにポツダム宣言に「全日本軍隊の無条件降伏」という文言はあるが「日本の無条件降伏」という文言はない。 これについては無条件降伏であったとも言えるし、有条件降伏であったとも言える。同宣言の第六項から第十一項までを条件と言えば言えるが、それは日本と交渉した結果ではなく、連合軍が一方的に決めたいわば占領方針である。且つこれに拘束されるのは日本だけであって連合軍側は必ずしもこれに拘束されるものではないと意識されていたから対等の契約関係とは言えない(第五
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