この画像を大きなサイズで見る 頭蓋骨から長く伸びるツノを一目見れば、伝説のユニコーンの化石と勘違いしたとしても仕方ないだろう。実際にはユニコーンの正体という説もある、大昔に絶滅したエラスモテリウム・シビリカムというサイの仲間だ。 エラスモテリウム・シビリカムの頭蓋骨の化石が出土したのは、カザフスタン北東部パヴロダル州である。この動物はおよそ260万年前に登場し、かつてはシベリア中に生息していたが、35万年前に絶滅したと考えられている。その生息域は、ロシア、ヴォロネジ付近を流れるドン川から現在のカザフスタン東部までと広範囲に及んでいた。 ところが、ロシア、トムスク大学の古生物学者アンドレイ・シュパンスキー博士が実施した放射性炭素年代測定からは、骨が2万6,038年前と非常に新しいことが明らかとなっている。 この画像を大きなサイズで見る 同博士によれば、当時シベリアの気候変動が原因でエラスモテ
Inc.:大人になれば、さまざまな場面で基本的な応急処置について学んできているはずです。膝を擦りむいたら、傷口を洗い、絆創膏を貼ります。傷が深ければ、圧迫して止血します。心肺機能蘇生方法や回復体位など、より深い知識がある人もいるでしょう。 しかし、近くにいる人がパニック障害の発作を起こしたら、どうすればいいかわかりますか? 「the Atlantic」ではライターのMeagan Morrisが、こんな質問はめったにされないと言っていましたが、私たちはもっとこのことについて考えた方がよさそうです。大人として基本的な医療知識は知っておくのは当然だと思っている人がほとんどですが、深刻な精神疾患で苦しんでいる人のそばにいても、大半の人はどうすればいいかわからないでしょう。 Morrisは「アメリカ国立衛生研究所によると、アメリカの成人のうち約18%は、何かしらの精神疾患になったことがあり、それに関
「どんな暗雲にも輝く裏がある」と英語のことわざで言いますが、真っ黒な有害物質で太陽光が宇宙にビシバシ弾き返されてる「おかげ」で、われわれ地球人にとっては温暖化の程度がだいぶ抑えられてることがわかりました。その有害物質というのは… 硫酸塩エアロゾル。中国から飛来するPM2.5騒動で有名になった、あの微粒子どもですよ。 欧州ではこれによる大気汚染を一生懸命減らしたら、その「せい」で北極温暖化が加速してるっていう話です。 エアロゾルの温暖化抑制効果は実は前から言われていたことで、ずっと前に「雲に硫酸塩を撒き散らして地球を冷やそうぜ!」というジオエンジニアリング(気象操作、地球工学)の話が持ち上がったときにマスコミで盛んに採り上げられて、ついには撒き散らし過ぎて世界がカチンコチンの氷に閉ざされる未来を描いた韓米仏合作ポストアポカリプス映画「スノーピアサー」なんてのまでできました。「スノーピアサー」
「馬が走る時、全ての足が宙に浮いている瞬間はあるのか」を解決した歴史的映像を現代アニメーションに2016.03.26 12:009,459 塚本 紺 え?馬の足ってどれかは地面についてるでしょ?ちがう? 「馬が全速力で走る時も、どれかの足がかならず地面についている」 「いや、全ての足が浮いている瞬間というのはある」 みなさんどちらが正しいかご存知ですか?これ、19世紀に競馬好きの間でよく議論となったトピックなんですが、カリフォルニア州知事であるLeland Stanfordは強固な「絶対に全ての足が浮いている瞬間がある」派でした。 どれくらい強固だったかというと当時、写真分野のパイオニアであったイギリス人Eadweard Muybridgeをわざわざ雇って、証拠写真を撮らせたくらい。雇われたMuybridge氏は24台のカメラを使って馬が走っている姿を捉えました。 そうやってできた映像で、
で、でっけー...大型ハドロン衝突型加速器の内部が360度ビデオで探索できます2016.03.26 19:007,360 塚本 紺 時計や傘、写真集と様々なグッズも生み出し、子どもまでとりこにしている大型ハドロン衝突型加速器(LHC)です。 世界最大級の衝突型円形加速器として、ヒッグス粒子の発見など様々な科学の発展に貢献している施設。もちろん精密な機械ですので誰でも簡単に見学できるような場所ではありません。だからこそ数年前にGoogleストリートビューで見られるようになった時に話題になったんですね。 そんな大型ハドロン衝突型加速器を見学できる360度ビデオを、欧州原子核研究機構(CERN)が公開してくれました!実際に働いている人も写っているので、その規模の大きさがよく分かります。 ただ360度ビデオが施設内を歩きまわるだけでなく、テロップやナレーションと組み合わせて分かりやすく施設について
(勘違いして噛みついてくる方が多いので最初に書いておくと、「23区内の認可保育園の保育士さんもらいすぎ」という話ではなくて(むしろ優秀な人を確保するなら高給当たり前!!)、既得権益のために認可保育園の新規参入を阻害している既存の経営者とか団体ってどうよってことですので念のため・・!!あとガセとか言う方はわたしではなくてダイヤモンド社にどうぞ) 国会をも巻き込んで、どの先生が馬鹿なのかまで晒した「日本死ね」事件ですが、わたしは非常に良かったと思います。なぜなら、本気で日本が「少子化対策」というものに向かい合ったからです。賛否両論が巻き起こることで、いろんな事が浮かび上がりました。この「立場を変えると見方が変わる」的な話が非常に面白かったのでまとめます。 まずは「日本死ね」の前に書いたエントリー 保育所も利用する児童も増えているのに待機児童が増えているのはなぜか。そして沖縄の待機児童率が異常!
政府は3月、「金融経済分析会合」という異例の会議を3回も開いた。そのうち第1回に呼ばれたのがジョセフ・スティグリッツ、第3回はポール・クルーグマンというノーベル賞受賞者で、彼らはともに「消費税の増税は延期すべきだ」と提言したと伝えられている。 積極財政論者として知られる彼らを呼んだら、こういう提言が出ることは分かっていた。安倍首相はこれを根拠にして増税を延期し、それを争点にして衆議院の解散・総選挙に打って出るつもりだろう。しかし彼らは本当に政権の意に添うことを言ったのだろうか? アベノミクスへの死刑宣告 首相官邸のホームページに和訳されているスティグリッツの資料を読むと奇異に感じるのは、「消費税」という言葉が一度も出てこないことだ。 書かれているのは欧米の不況の話ばかりで、日本の話は出てこない。彼が強調するのは「深刻な停滞時において、金融政策が極めて有効だったことはこれまでにない。唯一の効
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