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ブックマーク / sciencejournal.livedoor.biz (112)

  • 巨石文明の謎?古代人は巨石をいかにして運んだか : サイエンスジャーナル

    巨石文明の謎 巨石文明とは、自然石で、あるいは面取り・化粧仕上げなどの一部の加工のみが加えられた石で、築かれた構築物を持つ文明。ストーンヘンジ、ピラミッドのような建造物に象徴される。 ストーンヘンジは、、ロンドンから西に約200kmのイギリス南部・ソールズベリーから北西に13km程に位置する環状列石(ストーンサークル)の。 円陣状に並んだ直立巨石とそれを囲む土塁からなり、世界で最も有名な先史時代の遺跡である。考古学者はこの直立巨石が紀元前2500年から紀元前2000年の間に立てられたと考えている。しかしそれを囲む土塁と堀は紀元前3100年頃まで遡るという。 エジプトのピラミッド(Egyptian pyramids)は、エジプト国内に存在する、角錐の形をした古代のピラミッドである。2008年時点で138個が発見されている。そのほとんどは、エジプト古王国からエジプト中王国時代のファラオかその家

    巨石文明の謎?古代人は巨石をいかにして運んだか : サイエンスジャーナル
    waman
    waman 2013/11/23
  • 宇宙は放射線だらけ?衛星「あけぼの」がバンアレン帯の謎を解明! : サイエンスジャーナル

    宇宙は放射線だらけ? 福島第一原発の汚染水問題で、海に放出される放射性物質が問題となっている。ようやく、放射性物質除去装置「アルプス」が動き出した。これからは少しずつ改善されていくことを期待する。 放射線については、非常に神経質な展開が続いているが、宇宙から地球を見てみると、放射線「0」というのがむしろ、地球上の限られた地域にしかない“奇跡”てあることに気づく。 すなわち、宇宙空間では、目に見えない放射線(宇宙線)が縦横無尽に飛んでいる。そして、地球自体が「バンアレン帯」という、放射線に包まれていることに驚かされる。バンアレン帯は、太陽からのプラズマの嵐(太陽嵐)により増加する、電子や陽子などの集まりである。 今回、日の磁気圏観測衛星「あけぼの」が、地球近辺の高放射線領域「バンアレン帯」における放射線(電子)増加の条件を明らかにした。 宇宙天気予報の新たな手がかりとなる成果だ。以下に名古

    宇宙は放射線だらけ?衛星「あけぼの」がバンアレン帯の謎を解明! : サイエンスジャーナル
  • 世界初!「脳から脳へ」のBMI通信に成功!誰でもテレパシーが可能に? : サイエンスジャーナル

    世界初 人から人への「脳間通信」実験に成功 ブレイン・マシン・インタフェース(Brain-machine Interface:BMI)とは、人と機械の意思や情報の仲介のためのプログラムや機器であるマンマシンインタフェース(人介機装置)のうち、脳波を解析して機械との間で電気信号の形で出入力するためのプログラムや機器である。 将来はこの技術で、脳卒中や筋萎縮性側索硬化症の患者が、麻痺した手足と同じように人工装具を使うことが可能になると思われる。 ただ、これまでの装置は装置が複雑だった。脳にプラグを埋め込んで外部情報を注入するというシステムで、直接信号を送ったりするのにはよいが、脳に多少のダメージを与えることになる。 今回、脳内への電極埋め込みなどではない「非侵襲的」な手法で、ワシントン大学の研究チームが脳から脳への “直接通信” に成功したと発表した。このような脳間通信は世界で初めてのケースで

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  • 巨大隕石衝突後、湖には50万年も生き残った恐竜がいた? : サイエンスジャーナル

    恐竜絶滅に残された謎 恐竜絶滅の原因で、現在確定的とされているのは巨大隕石の衝突である。 1980年、地質学者のウォルター・アルバレスとその父で物理学者のルイス・アルバレスは、世界的に分布が見られる中生界白亜系と新生界古第三系を境する粘土層(通称K-T境界層)に含まれるイリジウムの濃度が他の地層の数十倍であり、かつ、イリジウムは地殻にはほとんど存在しないことから、これが隕石の衝突によってもたらされたものであると考え、大量絶滅の原因を隕石の衝突に求めた。 その後、1991年メキシコ・ユカタン半島に、直径180キロの巨大クレーター(チチュルブ・クレーター)が再発見され、このクレーターを形成した隕石の衝突が恐竜絶滅の原因だとする説が提唱された。この説では、地球規模の大火災で生態系が破壊され、衝突後に生じた塵埃が大気中に舞い、日光を遮断することで起きた急速な寒冷化が絶滅の原因であると示説された。

    巨大隕石衝突後、湖には50万年も生き残った恐竜がいた? : サイエンスジャーナル
  • 海岸にある津波石でわかった、巨大地震の周期 : サイエンスジャーナル

    津波石でわかる過去の大地震 津波石というものがある。津波石は、津波によって岸に打ち上げられた大岩だ。 津波は大きなエネルギーを有しており、その押し波は高い水圧で海中の巨石などを運び、高い波によって陸地の内部にまで打ち上げる。 特に、亜熱帯・熱帯地方の沿岸部では、サンゴ礁が石化してサンゴ石灰岩が形成され、潮汐による浸を受けてキノコ状の岩礁になったり、岩塊となって海中に点在しているものが多数ある。これらは、比較的もろく比重も小さいため、津波によって一部が分離し、陸に打ち上げられやすい。 この津波石の年代を調べることで、八重山列島では、過去2400年間に約150~400年の間隔で大津波が襲来したとみられることがわかった。 以下はサイエンスポータル記事「サンゴ化石で津波再来推定」から引用する。 サンゴ化石で津波再来推定 日の西端域に位置する南琉球列島(宮古・八重山列島)では、過去2400年間に

    海岸にある津波石でわかった、巨大地震の周期 : サイエンスジャーナル
    waman
    waman 2013/08/14
  • 異常気象の原因?氷期-間氷期が10万年周期で変わるメカニズム解明 : サイエンスジャーナル

    異常気象は地球温暖化が原因か? 連日暑い日が続いている。気温が40度を超えるような日が続くかと思えば、都心ではゲリラ豪雨、山口県や秋田県の一部では、これまで経験したことのない集中豪雨があり大きな被害が出ている。 地球温暖化のためなのか、最近の異常気象はどこか地球がおかしいのでは・・・?と思わせる。確かに温室効果ガスのCO2は増え続けているのだが、それだけで、これほど毎年のように異常気象が発生するものだろうか? 実は気象の変化は、様々な要因が複雑に絡み合って起きていることがわかってきている。昨日と同じ天気が今日も続くとは限らない。毎日新しい要因で、新しい気象現象が起きていると考えれば、異常気象も平常気象になる。 今回、最新の氷床-気候モデルを用いたシミュ レーションの結果、氷期-間氷期が10万年周期で交代する大きな気候変動は、日射変化に対して気候システムが応答し、大気-氷床-地殻の相互作用に

    異常気象の原因?氷期-間氷期が10万年周期で変わるメカニズム解明 : サイエンスジャーナル
    waman
    waman 2013/08/14
    『最新の氷床-気候モデルを用いたシミュ レーションの結果、氷期-間氷期が10万年周期で交代する大きな気候変動は、日射変化に対して気候システムが応答し、大気-氷床-地殻の相互作用によりもたらされたものである…』
  • iPS細胞より凄い?「不死身」のプラナリアの謎解明!2種類のタンパク質が分化促進 : サイエンスジャーナル

    「プラナリア」はいくつに切っても再生する 2012年のノーベル生理学・医学賞の受賞者はもちろん、京都大学の山中伸弥教授であるが、受賞理由は「成熟した細胞に対してリプログラミングにより多能性(分化万能性)を持たせられることの発見」つまり、細胞の初期化に対する技術に対して贈られた。 iPS細胞は、DNAに新しい遺伝子を組み込んで、初期化した。山中教授はマウスの皮膚、ついで人の皮膚を初期化した。通常、哺乳類などの皮膚の細胞は、皮膚にしならないが、初期化すると心臓の細胞や肝臓の細胞など何にでも変わった。これを万能細胞という。最近ではES細胞にも万能性が認められ注目されている。 人の細胞は各組織に分化するに従って、万能性がなくなるが、他の動物では事情が異なる。例えばトカゲはしっぽを切り取ってもまた再生する。プラナリアは体長10~30ミリ程度の大きさの、一見なめくじのような扁形動物であるが、体をいくつ

    iPS細胞より凄い?「不死身」のプラナリアの謎解明!2種類のタンパク質が分化促進 : サイエンスジャーナル
    waman
    waman 2013/07/27
  • 二酸化炭素が資源に?夢の人工光合成、プロジェクトスタート! : サイエンスジャーナル

    人工光合成プロジェクトスタート 夢の人工光合成への道がひらかれようとしている。これまで、植物だけのものとされてきた光合成だが、人類の手で、酸素をつくり出し、有機物をつくることが可能になる。 2010年、触媒を使った有機化合物の反応でノーベル化学賞を受賞した、アメリカ・パデュー大学特別教授の根岸英一教授。受賞の翌年(2011年)、人工光合成こそ、日が世界に先駆けて実用化すべきだと、国家プロジェクトの立ち上げを強く訴えた。 根岸さんの提言を受けて、いくつかのプロジェクトが立ち上がった。その1つが去年(2012年)10月に発足した人工光合成プロジェクト。このプロジェクトは、10年という異例の長期にわたり、150億円もの巨額の予算が投入される。外国のプロジェクトは全部、大学関係、国の研究所関係がやっているが、日プロジェクトだけが、企業も一緒になって進める。 植物が30億年かけて手に入れたもの

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    waman 2013/07/16
  • 銀河団50個のダークマター分布を観測、「冷たい暗黒物質(CDM)」モデルと一致! : サイエンスジャーナル

    冷たい暗黒物質・熱い暗黒物質 ダークマターとは、宇宙にある星間物質のうち電磁相互作用をせずかつ色電荷を持たない、光学的には観測できないとされる仮説上の物質である。「暗黒物質」とも呼ばれる。"人間が見知ることが出来る物質とはほとんど反応しない"などともされており、そもそも当に存在するのか、もし存在するとしたらどのような正体なのか、何で出来ているか、未だに確認されておらず、不明のままである。 ダークマターの正体は何だろうか?2003年から、宇宙背景放射を観測するWMAP衛星の観測によって、宇宙全体の物質エネルギーのうち、74%が暗黒エネルギー、22%が暗黒物質で、人類が見知ることが出来る物質の大半を占めていると思われる水素やヘリウムは4%ぐらいしかないことが分かってきている。 具体的に何が暗黒物質として宇宙の質量の大半を占めているかであるが、その候補は大別して素粒子論からの候補と天体物理学か

    銀河団50個のダークマター分布を観測、「冷たい暗黒物質(CDM)」モデルと一致! : サイエンスジャーナル
  • 打倒ソニックブーム!超音速旅客機への挑戦!騒音が1/4に減少 : サイエンスジャーナル

    コンコルド撤退の理由は? 東京~NY間の所要飛行時間は、およそ14時間。実はこれ、40年前からほとんど変わっていない。エンジンも機体も当時より格段に進化しているのに一体なぜか? 実はその元凶は「ソニックブーム」という大騒音!飛行機が音速を超えると必ず起きてしまう現象で「ド・ドーン!」とういう爆音が鳴り響く。この航空機の宿敵を解決し、悲願の「静かな超音速旅客機」の開発に成功することは可能なのか? 最近、少しずつソニックブームの性質がわかってきて、大騒音を抑えることができるようになってきた。再び超音速旅客機への挑戦が始まっている。その主役は日だ。 コンコルドは、高度5万5,000~6万フィートという、通常の旅客機の飛行高度の2倍もの高度を、マッハ2.0で飛行した。定期国際運航路線をもっていた唯一の超音速民間旅客機でもあった。開発当時は、世界中から100機もの発注があったものの、ソニックブーム

    打倒ソニックブーム!超音速旅客機への挑戦!騒音が1/4に減少 : サイエンスジャーナル
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    waman 2013/06/07
  • 世界初!無色透明な血液をもつ南極の魚、アイスフィッシュ(コオリウオ)が孵化 : サイエンスジャーナル

    透明な血液を持つ魚 南極大陸周辺の海にすむ無色透明な血液を持つ、アイスフィッシュ(コオリウオ)という魚が、葛西臨海水族園(東京都江戸川区)で、世界で初めて孵化した。3匹の可愛らしい稚魚が5月23日から一般公開されている。 透明な魚ならば、グラスフィッシュや、グラスキャット、ウナギの幼生レプトケファレスなどがいるが、最大の特徴は、脊椎動物で唯一、血液中にヘモグロビンをもたず、血液が無色透明で赤くない。このため、他のほとんどの魚の鰓(えら)は、ヘモグロビンによって赤色やピンク色をしているが、コオリウオ科の魚の鰓だけは、クリーム色をしているという。 ご存じの通り、ヘモグロビンは肺や鰓で酸素と結合して、体内に運ぶ働きをする。なぜコオリウオ科の魚がヘモグロビンをなくしたのか分かっていない。葛西臨海水族園によれば「分かっていることは、コオリウオ科の魚は大きな心臓を使って全身に大量の血液を送り、その液体

    世界初!無色透明な血液をもつ南極の魚、アイスフィッシュ(コオリウオ)が孵化 : サイエンスジャーナル
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    waman 2013/05/29
  • 素数の不思議?双子素数予想、世界最大の素数、素数の暗号技術 : サイエンスジャーナル

    「双子素数予想」解決に光 古代ギリシャ時代からの難問 素数とは、正の約数が 1 と自分自身のみであり、1 でない自然数(正の約数の個数が 2 である自然数)のことである。例えば、2 は、正の約数は 1, 2 のみなので素数である。一方で 91 は、正の約数が 1, 7, 13, 91 なので素数でない。素数でない 2 以上の自然数を合成数と呼ぶ。 素数は無数に存在することが、紀元前3世紀頃のユークリッドの原論において既に証明されていた。整数の中で、あるいは実数の中での素数の分布の様子は高度に非自明で、リーマン予想のような現代数学の重要な問題との興味深い結び付きが発見されている。 古代ギリシャ時代から数学者を魅了してきた素数。その性質に関する未解決の難問「双子素数予想」の解決につながる論文が出た。英科学誌ネイチャー(電子版)が報じた。 2以外の素数はすべて奇数で、このうち「3と5」や「11と

    素数の不思議?双子素数予想、世界最大の素数、素数の暗号技術 : サイエンスジャーナル
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    waman 2013/05/28
  • 植物は隣の植物を認識する!植物も意思を持ち音でコミュニケーションしている? : サイエンスジャーナル

    植物も会話する? 植物は話ができるかもしれない。NHKの「プロフェッショナル」という番組で、木村秋則さんは、リンゴの木にあやまろうと思い、夕方家族が畑から帰った後、リンゴの木、一にお詫びしながら私の気持ちを話しかけて歩いた。 「すごい頑張ったなあ」。リンゴの木に触って、手の温もりを通じ自分の気持ちを伝えたという。リンゴに接しながら話かけていくと、風もないのに小枝がフッと揺れ、リンゴの木が「わかったよ、わかったよ」と言っているように感じられたそうだ。 そういえば、「サボテンに話しかけるとよく育つ」という話も聞いたことがある。最新の研究によると、隣の植物の音を「聞いた」植物は、自ら成長を促進させるという。音響信号を利用してコミュニケーションを取っている可能性があるという。 つまり、植物は化学物質のにおいをかぐ「嗅覚」や、隣人に反射した光を見る「視覚」に加え、周囲の音を聞く「聴覚」も備わっ

    植物は隣の植物を認識する!植物も意思を持ち音でコミュニケーションしている? : サイエンスジャーナル
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    waman 2013/05/19
  • 都市鉱山からレアメタルを回収せよ!工業排水から“微生物カプセル”で100%回収可能 : サイエンスジャーナル

    工場排水からレアメタル、微生物で回収 微生物は古くから酒や納豆といった主に品の分野 において、広く親しまれてきた生物である。微生物は、地球上で最も存在量が多い生物である一方で、我々人 類が確認している割合は3%にも満たないとも言われて いる。未だ発見されていない微生物の中には、予想を超える機能が隠れている。 例えば、工場排水に含まれる「金」や「プラチナ」などの希少金属(レアメタル)を、微生物の「鉄呼吸」を利用して回収する方法を、大阪府立大の小西康裕教授らが開発している。従来の方法では水溶液に電流を流して化学反応を起こさせるなど、煩雑な工程が必要だった。「鉄呼吸」を利用する方法では、レアメタルの濃度が低くても回収でき、時間も短く作業も簡略化できる。 具体的には、200ppmの金イオンが溶けた水溶液の実験では、30分でほぼ全量の金を回収できた。同じ濃度の排水1トンならば、200グラムの金を回

    都市鉱山からレアメタルを回収せよ!工業排水から“微生物カプセル”で100%回収可能 : サイエンスジャーナル
  • 神経細胞に「忘却促進シグナル」の放出で、記憶を積極的に忘れるしくみ発見! : サイエンスジャーナル

    私たちはどのように記憶し、どのように忘却するのだろう? 記憶にはすぐに忘れる感覚記憶や、短時間覚えている短期記憶、長時間忘れない長期記憶などに分類できるが、どれも神経細胞どうしの結び付きが関係している。 短期記憶も長期記憶もニューロン(神経細胞)どうしがシナプスと呼ばれる結合部でつながったときに生まれる。短期記憶ではシナプスが興奮して一時的に強化された状態になるが、長期記憶の場合、シナプスが恒久的に増強される。長期記憶のメカニズムがはたらくには、ニューロンの細胞核内にある遺伝子情報が読み取られ、タンパク質が合成される必要がある。 では、忘却にはどのようなシステムが働いているのだろう? 3月15日、九州大学と名古屋大学の共同研究チームが、神経細胞が「忘却促進シグナル」を放出することによって、記憶を積極的に忘れさせる仕組みがあることを発表した。 ヒトは記憶力を高めることに懸命になっているが、も

    神経細胞に「忘却促進シグナル」の放出で、記憶を積極的に忘れるしくみ発見! : サイエンスジャーナル
  • 宇宙からの贈り物?ロシアの隕石クレーターに「数兆カラットのダイヤモンド」! : サイエンスジャーナル

    ロシアに落下した、直径15mの隕石 ロシア南部のチェリャビンスク州周辺で2月15日の朝9時ごろ、隕石が落下した。隕石は上空で爆発した模様で、強烈な光が広がり、その後、爆音が数回響いた。隕石の破片がビルの窓ガラスなどを割り、割れたガラスの破片などで1100人以上がけがをした。隕石でけがをするケースは非常に珍しい。 その後、隕石はチェリャビンスク州西60キロのチェバルクリ湖に落下したことが分かった。凍結した湖面にできた直径8メートルの穴まわりには、無数の隕石のかけらが散らばった。氷の下には「重さ約100キロ」ほどの隕石が沈んでいる可能性がある。 地球の陸地の約12%を占めるロシアでは理論上、隕石落下の可能性が世界一高い。調べてみると過去にも隕石の落ちた後がクレーターになって残っていた。世界で4番目に大きい、直径約100kmのポピガイ・クレーターだ。 2012年9月、シベリアのポピガイ・クレータ

    宇宙からの贈り物?ロシアの隕石クレーターに「数兆カラットのダイヤモンド」! : サイエンスジャーナル
  • 地球は放射線に包まれていた!バン・アレン帯に出現した第3の放射線帯とは? : サイエンスジャーナル

    バン・アレン帯とは何か? 地球をとりまく二重構造の放射線領域「バンアレン帯」の外側のベルトに、第3の領域が一時的に出現した。探査機「RBSP」の観測で見つかった。バン・アレン帯とは、エネルギーの高い粒子が地球をドーナツ状にとりまいている領域をいう。 地球はその中心に磁石をおいたような磁界をもっており、この磁界のおよぶ範囲を磁気圏とよぶ。地球の磁気圏は、宇宙空間にどこまでも広がっているわけではなく、太陽からふきだす太陽風とよばれるプラズマ(電気をおびた粒子)の流れの圧力をうけて、昼側では圧縮され、夜側では長くふき流された形になっている。 1958年に打ちあげられたアメリカ合衆国最初の人工衛星エクスプローラー1号は、この磁気圏内に地表の自然放射線の1億倍以上も強い放射線帯があり、地球をとりまいていることを観測した。発見者バン・アレンにちなんでこの放射線帯をバン・アレン帯という。 放射線帯を形成

    地球は放射線に包まれていた!バン・アレン帯に出現した第3の放射線帯とは? : サイエンスジャーナル
    waman
    waman 2013/03/11
  • 超古代大陸は存在したか?モーリシャスの砂浜に数億年前の「ジルコン」発見! : サイエンスジャーナル

    超古代文明は存在したか? 「超古代文明」とは、有史以来の文明(四大文明など)が成立したとされる紀元前4000年頃より以前(先史時代)に存在したとされる文明である。 ムーやアトランティスなどの伝承や創作文学などを発端とするものが多い。これらの文明には、現代文明をしのぐ卓越した技術によって繁栄したが、自らの超技術に溺れて自滅したり、驚異的な天変地異によって消滅したという物語が付随する。 こうしたロマンチックな話は、しばしば創作の世界においてテーマとされるが、学術的には認められていない。学術的に認められていないが、実際に存在した可能性もある。そこに真実があったとしたらもったいない話だ。 果たして、誰も見たこともない超古代文明は存在したのだろうか?ムーやアトランティスを始め、ガーナ、ミュートラル、レムリア…など、多数の文明が存在した可能性が「太陽の法」では指摘されている。これまで、こうした超古代文

    超古代大陸は存在したか?モーリシャスの砂浜に数億年前の「ジルコン」発見! : サイエンスジャーナル
  • 統合失調症は遺伝的要因による、脳の慢性炎症が要因の可能性 : サイエンスジャーナル

    統合失調症の要因 統合失調症とは、日国においては、2002年(平成14年)まで精神分裂病と呼ばれていた。発病率は全人口の約1%程度と推計されている。この症状の担当科は精神科であり、精神科医が診察に当たる。 今回、科学技術振興機構(JST)、藤田学園(藤田保健衛生大学)、生理学研究所(生理研)らの研究チームは、遺伝子操作により脳内で軽度の慢性炎症を起こさせたマウスは、脳の一部が未成熟な状態になっており、その結果、「作業記憶」の低下や巣作り行動の障害が引き起こされていることを明らかにしたと発表した。 成果は、藤田保健衛生大 総合医科学研究所の宮川剛教授、生理研の高雄啓三特任准教授らの共同研究グループによるもの。研究はJST戦略的創造研究推進事業チーム型研究(CREST)の一環として行われ、詳細な内容は、米国東部時間2月6日付けで米国神経精神薬理学会誌「Neuropsychopharmacol

    統合失調症は遺伝的要因による、脳の慢性炎症が要因の可能性 : サイエンスジャーナル
  • アイラブサイエンス : ダークマターの正体は「グラビティーノ」?超対称性理論による未発見の粒子

    ダークマターとは何か? ダークマター(dark matter )とは、宇宙にある星間物質のうち電磁相互作用をせずかつ色電荷も持たない、光学的には観測できないとされる仮説上の物質である。「暗黒物質」とも呼ばれる。"人間が見知ることが出来る物質とはほとんど反応しない"などともされており、そもそも当に存在するのか、もし存在するとしたらどのような正体なのか、何で出来ているか、未だに確認されておらず、不明のままである。 1986年に発見された宇宙の大規模構造が作られるまでの時間をシミュレートした結果、ビッグバン宇宙論から導き出されている137億年といった宇宙の年齢とはかけ離れた長い歳月を必要とすることが明らかになった。 そのため、ビッグバン宇宙論が間違っていて修正が必要ではないかという見解が生まれたが、まもなく暗黒物質の存在を仮定すると、ビッグバン宇宙論と矛盾しない時間の範囲内でも、現在のような銀

    アイラブサイエンス : ダークマターの正体は「グラビティーノ」?超対称性理論による未発見の粒子