科学に関するwanizaのブックマーク (125)

  • どうして、せっかく合成した細胞内小器官を分解しなくては生き延びていけないのか?- オートファジーとカビの植物感染 -

    ホーム どうして、せっかく合成した細胞内小器官を分解しなくては生き延びていけないのか?- オートファジーとカビの植物感染 - 左から高野准教授、阪井教授、朝倉研修員 阪井康能 農学研究科教授、高野義孝 准教授らの研究グループは、栄養成分が少なく厳しい自然界に棲息する微生物にとって、オートファジー(自作用)によるオルガネラ(細胞内小器官)分解が、そこで生き延びるための生存戦略として、極めて重要なことを初めて明らかにしました。 オルガネラ分解を抑制すればカビは植物に感染できなくなるので、新しい農薬を開発するための、創薬ターゲットとして期待されます。 この研究成果は米国「Plant Cell」誌オンライン版に掲載されました。 掲載誌:Plant Cell, Vol.21, in press (2009) 朝倉万琴 (農学研究科 応用生物科学専攻 研修員) 高野義孝 (農学研究科 応用生物科学専

    どうして、せっかく合成した細胞内小器官を分解しなくては生き延びていけないのか?- オートファジーとカビの植物感染 -
  • 観測成果 - すばる望遠鏡、結晶質の炭素分布箇所の観測に成功 ― 宇宙でのダイヤモンドの作り方 ― - すばる望遠鏡

    すばる望遠鏡、結晶質の炭素分布箇所の観測に成功 ― 宇宙でのダイヤモンドの作り方 ― 2009年4月14日 概要 ドイツのマックスプランク天文学研究所の研究者らのチームは,すばる望遠鏡を使い,太陽の2倍程度の重さをもつイライアス1 (おうし座の方向にあります。) という天体の周辺で炭素を含む物質の分布を調べた結果、中心星付近の 30 天文単位 (1天文単位は太陽ー地球の距離) の距離にダイヤモンド (注1) から放射される特徴的な赤外線が強く観測されました。これは、すばる望遠鏡の高い技術を持った補償光学装置 (注2) を利用することによって得られた観測で、世界で初めてのことです。この観測結果とこれまでに知られている中心星の情報および実験室内での実験結果を照合することで、天体に存在している炭素物質が中心星からの熱などにあぶられてダイヤモンドができるというモデルを提案しました。研究チームは、今

  • 産総研:グリセリンを原料としたD-グリセリン酸の効率的な生産法を開発

    植物油から副生するグリセリンを酢酸菌によって高効率でD-グリセリン酸に変換 高濃度(20%以上)のグリセリンを利用でき、膜分離によって高純度品を生産 再生可能な資源から化学品・医薬品素材として多様な用途展開に期待 独立行政法人 産業技術総合研究所【理事長 吉川 弘之】(以下「産総研」という)環境化学技術研究部門【研究部門長 中岩 勝】バイオケミカルグループ【研究グループ長 榊 啓二】羽部 浩 研究員、福岡 徳馬 研究員は、バイオディーゼル燃料(BDF)の普及等で急増するグリセリンからD-グリセリン酸を効率的に生産する方法を開発した。 植物油からBDF等を製造するプロセスにおいては、重量で1割程度のグリセリンが副生し、世界で年間100万トンに達する。そのためグリセリンの有効利用が求められており、先にわれわれは民間企業と共同で、これを機能性界面活性剤に変換する技術を発表した。 今回、グリセリン

  • プレスリリース : 日経電子版

    日経新聞電子版のプレスリリースページ。各企業・団体の新製品、新サービスのプレスリリース(報道機関向け発表資料)など最新情報をまとめて掲載します。個別の企業名や業種での検索も可能で、原則、発表当日に掲載。

    プレスリリース : 日経電子版
  • asahi.com(朝日新聞社):原発直下7キロに地震計 「揺れる前に自動停止」も研究 - サイエンス

    原子力発電所の地下を詳しく調べるため、国内最深級の深さ7キロ程度まで掘削して地震を観測する研究に経済産業省原子力安全・保安院などが乗り出す。地震波の伝わり方を解析して耐震設計に生かす狙いだ。将来は、原発の直下付近の地震を地下で感知し、大きな揺れが届く前に自動停止させるシステムの実用化も視野に入れている。  同院と原子力安全基盤機構の計画によると、対象は東京電力柏崎刈羽原発(新潟県)と大地震が起こりやすい地域の原発の計2カ所を検討中。最大で深さ7キロ程度まで掘って岩石の性質を調べ、地下に地震計を取り付けて揺れ方を分析する。これまで、国内の掘削は深くても6.3キロ程度、地震観測では3.5キロ程度だった。  07年の新潟県中越沖地震で、柏崎刈羽原発が想定を超える揺れに襲われたのは複雑な地下構造が一因だと分かった。しかし、付近での地下掘削は深くても約3キロ、多くは300メートルまでで、地震観測も地

  • 河北新報 東北のニュース 夢の繊維「クモの糸」合成 慶大生命研院生が開発

    慶応大先端生命科学研究所(山形県鶴岡市)の大学院生2人が、従来の化学繊維より大幅に環境負荷の少ないタンパク質由来の生分解性繊維を合成することに成功した。強度と伸縮性の高さ、環境負荷の少なさなどが特徴。夢の素材といわれる「クモの糸」の量産化に道筋をつけた研究で、大手企業も注目しているという。  2人は博士2年の関山和秀さん(26)と、修士2年の菅原潤一さん(24)。関山さんは2004年からクモ糸の実用化に取り組み07年、菅原さんとともに研究所内にバイオベンチャー企業「スパイバー」を設立し、研究を進めてきた。  その結果、培養したバクテリアにフィブロインと呼ばれるタンパク質を合成させる量産技術や、大手メーカーとの共同開発による紡糸技術などを確立。高性能タンパク質繊維の合成に成功した。  関連した技術数件の特許を出願しており、国内外の企業数社からも共同研究の申し出があるという。  新素材は「生産

  • 産総研チームによる「最も暗黒な物質」 | WIRED VISION

    前の記事 集団の無責任:「傍観者効果」研究を生んだ殺人事件 柔軟な「フィルム状スピーカー」 英国で年内発売へ 次の記事 産総研チームによる「最も暗黒な物質」 2009年4月 2日 Brandon Keim Images: Proceedings of the National Academy of Sciences このほど日の研究チームが作成した素材は、全宇宙で最も黒いということになるかもしれない。このシート状のカーボン・ナノチューブは、あらゆる波長の光の光子を、ほぼ完全に捉えられるという。 この素材は、実際に測定できるか、存在が推定できる波長のうち97〜99%を吸収でき、これまでに人為的に作成された物質としては最も黒体に近い。 黒体とは外部からの入射を完全に吸収する理論上の物質で、比喩的な表現をすれば底なし穴の入り口のようなものだと考えられている。[黒体は、光や電磁波によって外部から

  • 量子情報処理実用化の道への大きな一歩。 - JST Front Line(JSTニュース10月号)

    電子や光子などの粒子が影響を及ぼし合う状態のこと。例えば、1対の光子が量子もつれ状態にあると、何百km離れていても、片方の状態が変われば、それに応じてもう一方の状態も変わる。ある物質が瞬間移動したように見える「量子テレポーテーション」につながるもので、高速演算、セキュリティなど、量子情報処理のさまざまな応用において重要な役割を果たす。 「量子」は、これまでの科学の常識を超え、さまざまな可能性を秘めた概念として期待されています。なかでも重要な研究対象である「量子もつれ」状態を安定して生み出す実験に成功したのが、JST戦略的創造研究推進事業CREST(チーム型研究)の研究課題「光子を用いた量子演算処理新機能の開拓」(研究代表者=井元信之・大阪大学大学院基礎工学研究科教授)の研究成果です。 科学技術の進歩によって見えてきた極小の世界では、「電子がエネルギーの壁を越えて外に出る」など、ニュートン以

  • ブログがサイエンスコミュニケーションツールになるか。 : ある理系社会人の思考

    別にNatureの肩を持つわけではないのですが,今週のNatureに興味深いネタが。これに引き続き,もうちょい詳しいネタも出ております。 軽く要約しますと,欧米でも科学ジャーナリズムは衰退傾向になっており,ブログを通した科学コミュニケーションがいま注目されている,そんなところです。科学ジャーナリストはこの不況の影響もあってマスメディアに切られつつあるようです。 ただ,彼らの仕事量は減っているわけではなく,むしろ増える傾向にあります。確かに最近はポッドキャストやサイエンス関連の記事をよく目にするようになっており,彼らに求められている仕事量は増えている。しかし,それはレポートというよりはただの解説記事になりつつある。 前回のエントリにも関連しますが,科学ジャーナリズムは解説および批評が出来るものであるとなお良いと思います。しかし,科学者がブログを通して情報を発信していくのであれば,これに勝る科

    ブログがサイエンスコミュニケーションツールになるか。 : ある理系社会人の思考
  • 哲学的な何か、あと科学とか

    Q1:飲茶さんは、 「『機械的な部品』にすぎない脳細胞がどんなに集まっても、 なぜクオリアが生じるのか説明ができない」 と言っていますが、 たとえば、車のエンジンは、『機械的な部品』が集まってできたものですが、 エンジンをどんなに分解しても、「車が走るという現象」はでてきません。 脳とクオリアの関係も、これと同じで、 説明できなくても当たり前ではないでしょうか? つまり、クオリアを問題にしている人たちは、 「エンジンを分解したのに『車が走る』という現象がどこにもないぞ」 と大騒ぎしているのと同じではないでしょうか? A1:いいえ、ちがいます。たしかに、エンジンを調べても、 「車が走る」という「現象そのもの」は出てきませんが、 「車が走る」という「機能の仕組み」は説明はできます。 たとえば、「なぜ車が走るのか。それは、エンジンの中でガソリンが爆発して、 その力がシャフトに伝わり、タイヤを回す

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  • 科学技術コミュニケーション: 解説から批評へ | 5号館を出て

    昨日のCoSTEP終了式に行われたミニ・シンポジウムははななだ不完全燃焼だったとぶつぶつ書きましたが、その分逆にたくさんのインスピレーションをもらうことができました。その中でも特にワコールアートセンターのチーフプランナーという肩書きをお持ちの松田朋春さんにはかなり刺激されました。 さすがにデザイナーという仕事柄からか、質問に対して一言で答えることの呼吸がとても心地よく、科学技術コミュニケーターを「理系の語り部」と呼んだり、これからの科学技術コミュニケーター教育に求められるべきこととして「批評」というキーワードを出された時には、おもわず膝を打ってしまいました。 今の時代、批評家あるいは評論家という職業が氾濫しています。テレビのニュース関連のワイドショーにはありとあらゆる評論家が登場してくるので、世の中にはいろんな評論家があふれかえっていると錯覚してしまいますが、実はそんなにいないのかもしれま

    科学技術コミュニケーション: 解説から批評へ | 5号館を出て
  • 評論と解説のあいだに : ある理系社会人の思考

    科学技術コミュニケーション: 解説から批評へ 上記はstochinaiさんのエントリです。「なるほどね」とktatchyは感じました。と同時に「なかなか難しい課題や」と思ったのもまた事実。 上記エントリを概略しますと,いま育てられている「科学コミュニケーター」は「科学を解説し,科学と市民(一般人)の間をつなぐ役割を担う人」となるのですが,stochinaiさんはそれをさらにすすめ,「科学コミュニケーターは科学を批評,評論出来る人材でなくてはならない」と唱えておられます。CoSTEPという教育の概念は「解説者の育成」を掲げておられるようですが,批評・論評まで話を進めるのもktatchyはアリだと思います。 新聞やテレビなどである科学的成果に関して評論するのは,多くの場合大学教授や研究所のチームリーダークラスです。しかも,評論というよりは解説です。巷には「こんなもんにも評論家がいるのか」と思う

    評論と解説のあいだに : ある理系社会人の思考
  • 半導体の主役に新機能:シリコンの巨大磁気抵抗効果を発見

    2009年2月26日 英国科学誌「ネイチャー」誌への研究成果 「空間電荷効果によって引き起こされるシリコンの巨大な正の磁気抵抗効果」 小林 研介 准教授、小野 輝男 教授、葛西 伸哉 助教、大学院生マイケル・デルモ氏(以上、京都大学化学研究所)と、山 真平 助教(京都大学物質-細胞統合システム拠点)からなる研究グループは、空間電荷効果によってシリコン(ケイ素)に巨大な正の磁気抵抗効果を発現させることに成功しました。半導体産業の主役であるシリコンにおいて顕著な磁気抵抗効果が発見されたことは、応用上の観点からも特筆すべきことです。 この成果は2009年2月26日発行の英国科学誌「ネイチャー」誌に掲載されることになりました。 研究成果の概要  磁気抵抗効果とは物質の電気抵抗が磁場中で変化する現象のことです。その研究は100年以上もの長い歴史を持つだけでなく、ハードディスクの読み取り装置や磁気セ

    半導体の主役に新機能:シリコンの巨大磁気抵抗効果を発見
  • 受容体分子によるシナプス形成誘導を発見

    平野丈夫 理学研究科 教授は、畔柳智明 理学研究科 大学院生、横山まりえ 理学部4回生との共同研究で、神経伝達物質受容体関連タンパク質デルタ1および2にシナプス形成を引き起こす作用があることを明らかにしました。 この研究成果は、米国科学アカデミー紀要「PNAS」誌に掲載されることになっています。 研究成果の概要  脳内の神経細胞間での情報伝達は、シナプスと呼ばれる接合部位で行われ、その伝達はシナプス前神経細胞からシナプス後神経細胞へと一方向に起こります。神経細胞内では活動電位と呼ばれる電気的な信号が情報を伝えていますが、それがシナプス前神経細胞側のシナプス部位(シナプス前部)へ到達すると、そこからグルタミン酸等のシナプス伝達物質が神経細胞外へ放出されます。放出された伝達物質は、シナプス前部と後部の間を拡散し、シナプス後部(シナプス後神経細胞)の受容体タンパク質と結合することにより、情報を伝

    受容体分子によるシナプス形成誘導を発見
  • 「暗黒バエ」 京都大学理学研究科・理学部 - 名誉教授の随想(180号)

    (5月21日付) ・物理学・宇宙物理学専攻(物理学第二分野) ・生物科学専攻(植物学系) 大学院入試・専攻(系・分野)における分科等の教員及び研究内容を更新 令和8年(2026年) 4月入学者向け特色入試について

    「暗黒バエ」 京都大学理学研究科・理学部 - 名誉教授の随想(180号)
  • 日本石鹸洗剤工業会 石けん洗剤知識

    石けん・洗剤はわたしたちの清潔で健康な暮らしに無くてはならないものになっています。いずれも汚れを落とすものとして、身の回りで大活躍しています。 意外と知られていない、石けん・洗剤とはどんなものかなど、この項目の情報がご参考になれば幸いです。

  • 82年間も続行中、世界最長の実験「ピッチドロップ」とは?

    すでに82年間も実験中で、あと100年は続くと言われているギネスにも認定された世界最長の実験があります。それがオーストラリアのクイーンズランド大学で1927年に開始され現在も続行中の「Pitch Drop Experiment(ピッチドロップ実験)」。一体どんな実験なのでしょうか? Pitch drop experiment - Wikipedia https://en.wikipedia.org/wiki/Pitch_drop_experiment School of Mathematics and Physics - University of Queensland https://smp.uq.edu.au/ 「ピッチドロップ実験」とは、「ピッチ」という非常に粘性の高い流体の滴下実験です。ものすごく粘り気が強く(ネバネバというよりガチガチと言った方がいいレベル)揺らしても傾けても逆さ

    82年間も続行中、世界最長の実験「ピッチドロップ」とは?
  • New Scientist

    If someone in the world has a good idea, you'll find it here.We're the world's number one science and technology magazine, and online we are the go-to site f...

    New Scientist
  • 安価なナノチューブで二酸化炭素をしっかりキャッチ(1) | WIRED VISION

    安価なナノチューブで二酸化炭素をしっかりキャッチ(1) 2009年3月12日 1/3 (これまでの 山路達也の「エコ技術者に訊く」はこちら) 温暖化対策のために二酸化炭素削減の必要性が訴えられて久しいが、回収技術についてはあまり進展がないのが現状だ。回収が進まない最大の要因は、コストの高さにある。(独)産業技術総合研究所 地圏資源環境研究部門の鈴木正哉博士の開発した新材料は、二酸化炭素の回収コストを大幅に低減させる可能性があるという。 なかなか進まないCO₂の回収 ──二酸化炭素(CO₂)を効率的に吸着、脱着できる吸着剤を開発されたそうですが、従来のCO₂回収技術にはどのような課題があったのでしょうか? 日国内におけるCO₂の回収は、あまり進んでいないのが現状です。理由の1つは回収したCO₂をどう利用するかが明確でないこと。そして、もう1つは回収コストが非常に高く付いてしまうことにありま