岩手県雫石町のアミューズメント施設「けんじワールド」が、今夏限りで廃止することが明らかになった。東北民には馴染みのあるスペースとして、Twitterには惜しむ声が続々と寄せられている。 けんじワールド けんじワールドは宮沢賢治の世界をモチーフにした東日本最大級の屋内プール施設。流れるプールやウォータースライダーなどを備え、河童の格好をした従業員が人気だった。8月25日をもって営業を取りやめ、施設は解体する。跡地にはガーデニング公園を新設する予定。 運営元の東日本ハウスによると、1995年に開設した施設は2006年まで通年営業を行っていたが、入場者の減少に伴い、2007年以降はゴールデンウィークや夏休みなど期間限定営業となっていた。昨年の入場者数はピーク時の半分以下だった。 Twitterでは「なくなっちゃうなんて悲しい」「岩手県民にとってはディズニーランドのようなもの」「東北のプールが……