オンラインバックアップサービスのBackblazeがデータセンターで使用する約4万台のHDDについて、収集した全S.M.A.R.T.情報の集計を公開した。Backblazeでは、これまでにもデータセンターで使用するHDDの故障率に関するデータなどを公開している(SMART Drive and Failure Rates、 Backblaze Blogの記事、 Computerworldの記事、 本家/.)。 実際にどのSMART属性の値を見れば故障を予測できるのかが気になるところだが、Backblazeでは経験則からSMART 5、187、188、197、198の値を故障の予測に使用しているという。たとえばSMART 187はハードウェアECCにより修復できなかったエラーの数を示すが、生の値が0である限りはほぼ故障することはなく、0よりも大きな値を示すと急激に故障率が高くなる。そのため、こ