ひと夏に日本で観測される「落雷」は、多い年で約100万回、少ない年でも約10万回だそう。どこに落ちるか分からない雷から身を守るためには、比較的安全な退避場所や、落雷の危険がある場所などを知っておくことが大切です。外出先で雷に遭遇した場合の対策や、身を守るために知っておきたいことなどをまとめました。 ■ 落雷の危険性がある場所とは 雷雲の位置次第で、雷は場所を選ばず落ちます。建物や木、電柱、煙突、鉄塔など近くに高いものがあると、それらを通って落ちる傾向があるとのことです。 ▽ 気象庁|雷から身を守るには <外で雷に遭遇したら> グラウンドやゴルフ場、屋外プール、堤防や砂浜、海上などの開けた場所では人に落雷する可能性が高くなるため、早めに安全な空間へ避難する必要があります。比較的安全な場所としては、鉄筋コンクリート建築や自動車(オープンカーを除く)、バス、列車の内部が挙げられます。木造建築の内
12日、走行中に雷が落ちた小田急線の電車は、詳しい点検の結果、落雷の電流が電気系統に流れ、動力に関わる装置の一部が焼け焦げて故障していたことが分かりました。 この電車は、12日午後7時前、多摩川に架かる鉄橋を走行中に雷が落ちた10両編成の準急電車です。 雷は、屋根に取り付けられた「避雷器」という機器を通じて地上に流れたとみられ、乗員乗客にけがはありませんでしたが、先頭車両から6両目までが動かなくなり、残る車両の動力で最寄りの駅まで移動しました。 小田急電鉄では、故障した車両を相模原市にある整備工場に運んで点検していました。 その結果、故障の原因は、雷による電流の一部が電気系統に流れ、電車の動力のために電圧を変換する装置などの部品が焼け焦げたためだと分かったということです。小田急電鉄大野総合車両所の細野光司助役は「20年以上勤めていますが、こんなことは初めてです。制御装置などが壊れましたが、
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