鹿児島県阿久根市の竹原信一市長は15日、市政運営に関する市議との意見交換会で、定例議会を10月4日の週に招集する意向を示した。竹原市長は例年9月上旬に開催されている定例議会を招集しておらず、議会側は7日に議会の早期招集を求める要請書を市長に提出していた。 議会招集が遅れた理由について、副市長に選任された仙波敏郎氏は「9月中に開きたかったが、リコールの署名審査に担当課長らが従事するため、物理的に不可能になった」と説明した。 また、竹原市長は自身のリコール(解職請求)を目指す市民団体が15日午前、有権者の半数以上の約1万人の署名を提出したことに対し「署名が多数集まったことについては、私の不徳を原因とする部分があったかもしれないと反省している」と語った。