“野放しUSBメモリ”が|セキュリティ・マネジメント|トピックス|Computerworld独立系調査機関である米国Ponemon Instituteの調べによれば、多くの英国組織にとってUSBメモリはいまだにセキュリティ上の深刻な弱点であるという。同国の企業社員の大半が、許可を得ずにUSBメモリを使用してデータをやり取りし、紛失しても会社に報告していないという。 Kingston Technologyの依頼により実施された今回の調査は、英国で働く451名のITスタッフを対象としている。同調査から、熟練スタッフの73％が正式な認可を受けることなくUSBメモリを使用していること、同72％が過去2年間にUSBメモリの紛失を組織に知らせなかったことが明らかになった。 これらのデバイスに何らかのセキュリティ・ポリシーもしくは技術を適用している英国組織は、わずか半数にとどまった。ドイツをはじめとするセキュリティ意識の高い国々と比べ、英国ではUSBメモリがもたらすセキュリティ・リスクを認識し
