福島県は27日、県庁内で使用するパソコン10台から、「百度」のサーバーにデータが自動送信されていたと発表した。 データには個人情報が含まれている可能性があるという。 同県が昨年5月以降の通信状況を調べて判明した。自動送信が確認されたパソコンは、商工労働部など六つの部が管理。このうち、総務部の2台、商工労働部、保健福祉部の各1台は、県立技術系短大「テクノアカデミー」の学生名簿や再生可能エネルギー業者情報などの個人情報を取り扱っていた。 いずれも他のソフトをインストールした際、バイドゥIMEが一緒にインストールされたとみられる。27日までに10台とも、このソフトを削除した。