[読了時間:4分] おサイフケータイと言えば、日本が世界に先行するモバイルアプリケーションの分野。ところが日本の携帯電話に搭載されている非接触型IC技術と同様のNFC(近距離通信)と呼ばれる技術がスマートフォンに搭載され始めた。またこれをきっかけに、世界のIT大手がモバイル決済サービスに乗り出そうとしている。世界のIT大手の参入で、リアル店舗での決済やマーケティングに大きな変化が起きる可能性がありそうだ。 米Bloomberg通信によると、米書籍販売大手Amazon.comがモバイル決済サービスの検討を始めたという。Amazonは、オンラインのコマースで培ったノウハウやブランド力を、モバイル機器を使ったリアル店舗でのコマースにまで応用しようと考えているようで、その一環としてスマートフォンに搭載され始めたNFCの「おサイフケータイ」的な利用方法の検討を始めているという。 米Microsoft