『小悪魔のイラスト日記3真空管と半導体の歴史』の後編だ! 試験と夏休みの最中、小悪魔が一生懸命に描き上げた力作である。ライブドア執行役員の伊勢幸一氏による講義の下、真空管も半導体も初体験だった小悪魔はいかにして理解・描画できたのか? その苦労は想像に任せよう。 今回は三極管とトランジスタのしくみについて聞いてきました! そのまえに前回の二極真空管についてのおさらいです。 二極真空管は1904年にフレミングが発明しました。 真空管に電流を流すと、中のヒーターが発熱し、その熱によってカソードが電子を放出します。 カソードから出た電子が、外側に巻かれているプラスの電圧のかかった金属板のプレート(アノード)に引きつけられ流れ込むと、電流が発生します。 そのため、二極真空管に交流の電流を流し検波すると、プラスの電流だけを検波することが出来ます。 検波器は放送電波からラジオやテレビの音声や映像を再生し