発がん性の疑われる化学物質の暴露は許容濃度の最大20倍――。10日、厚生労働省の調査結果が明らかにしたのは、胆管がんの発症が相次ぐ大阪市内の印刷会社で元従業員らが高濃度の化学物質を浴び続けていたという実態だった。 「20倍は非常に大きな数字。たとえると、アルコールを10倍摂取すればどうなるか、考えればいい」 厚労省労働基準局は発表の中で、胆管がんの発症が続出する大阪市中央区の印刷会社についてこう指摘した。 続きを読むこの記事の続きをお読みいただくには、会員登録が必要です。登録申し込みログインする(会員の方) 無料登録で気軽にお試し! サービスのご紹介は こちら 関連リンク胆管がん、新たに3人 印刷業との因果関係を本格調査へ(7/10)排気装置設置せず?刺激臭充満 胆管がん問題の印刷会社(7/8)胆管がん死亡7人に 発症12人に 大阪の印刷会社(7/2)胆管がん発症の原因探る 厚労省、印