【カイロ=大内清】混乱が続くエジプトのスレイマン副大統領は11日テレビ演説を行い、同国を約30年にわたって統治してきたムバラク大統領が辞任したと発表した。AP通信など複数のメディアは、ムバラク大統領が首都のカイロを出て、東部シナイ半島の保養地、シャルムエルシェイクに滞在していると報じた。チュニジアで1月に起きた民衆蜂起による政変がエジプトにも飛び火、同月25日から各地でムバラク氏の退陣を求める大規模な反政府デモが続いていた。ムバラク氏は次の大統領選への不出馬を表明する一方、即時退陣は拒否していたが、内外の辞任圧力に抗しきれなかった格好だ。 移行体制は軍部やスレイマン副大統領を中心に協議が行われる見通し。地域大国エジプトの政権崩壊は他のアラブ諸国にも大きな影響を与えそうだ。 政府当局は1月28日以降、カイロなど主要都市に夜間外出禁止令を出し、インターネットなどを一時遮断してデモを押さえ込もう
エジプトもいよいよ始まりましたね。どうしてこのタイミングでって、その最大の引き金となったのはチュニジアのジャスミン革命の成功でしょうね。 エジプトはアラブのリーダー的存在なんだとゆう自覚が強いですからね、チュニジアに出来て、自分達にできないなんていうのはプライドが許さないでしょう。そもそも、Wikiリークスによるチュニジア上層部の贅沢三昧の暮らしぶり暴露がきっかけで起こったこのジャスミン革命、革命に至るまでにtwitterやFacebookでデモの呼びかけが行われるなんて、皮肉ですよね、エジプト革命も同じですが、アメリカで生まれたソーシャルネットワークを駆使して、結局親米政権を打倒しようとアラブの人々が団結したのですから。 でも、まぁ起こるべくしておきた革命なんですよね。だいたい三十年も政権を握ってる大統領がいる事自体が不自然なんですから。物心ついた時からずっとムバラクでしたよ。しかも、街
緊迫するエジプト情勢の影響を受け、商品市場で石油価格の上昇が止まらない。世界の3大指標は軒並み上昇し、欧州の北海ブレント原油は2年4カ月ぶりに1バレル=100ドルを突破した。昨年末から上昇が続く国内のガソリン価格への影響も心配される。 1月31日のロンドン市場では、北海ブレント原油の先物価格が前週末より1.59ドル高い101.01ドルをつけた。2008年9月以来の高値水準だ。ニューヨークのWTI原油先物価格も92.19ドルと2日続けて上昇。東京でも取引されている中東ドバイ原油も94.8ドルと3日連続の値上がりで、じりじりと100ドルに迫っている。 実は、石油価格はエジプトの混乱前から上昇基調にあった。「世界の景気回復による需要増による上昇に加え、昨年11月に米国が大規模な金融緩和をしたことで、投機マネーも流れ込んでいるようだ」(大和総研・浜口政己シニアストラテジスト) 商品市場の価格
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