イタリア・ローマの下院で演説するジョルジャ・メローニ首相(中央、2022年10月25日撮影)。(c)Andreas SOLARO / AFP 【10月25日 AFP】22日にイタリア初の女性首相に就任したジョルジャ・メローニ(Giorgia Meloni)氏(45)は25日、議会で所信表明演説を行い、欧州連合(EU)、北大西洋条約機構(NATO)、ウクライナへの支持を表明した。 同氏が率いる極右政党「イタリアの同胞(FDI)」は先月25日、総選挙で歴史的勝利を収めた。ユーロ圏第3位の経済大国であるイタリアで、EU懐疑派のポピュリスト政権が誕生することは、同国の同盟国、特にEU諸国の間で懸念を呼んでいた。 メローニ氏は下院での演説で、「ファシズムを含む非民主的な政権に共感したり、同調したりしたことはない」と説明。自党と自国のファシズムの歴史との関連を否定した。さらに「イタリアは完全に欧州と西