今週火曜日には、応援していた2つのチームが数時間のうちに今回のワールドカップから消えてしまった。母国のイタリアと、1994年から住んでいる日本の2チームだ。 敗退を味わった2つの国の反応を比べてみると興味深い。2つの国の異なるサッカー文化を見通すことができるし、それぞれの国のサッカーが置かれた現在の状況を実例を通して検証することができるからだ。 まず、選手たちの反応もまったく異なっていた。イタリアの選手たちはすでにロッカールームの中からケンカを始め、デ・ロッシがバロテッリに食って掛かろうとしたところで、ボヌッチがバロテッリを部屋から追い出さなければならなかったと伝えられている。 敗退が決定した後には、ブッフォンもデ・ロッシもチームの若手選手たちに批判の矛先を向け、チームへの献身的な姿勢が不十分だと責めていた。 日本の選手たちの言葉はこれとは大きく異なっている。本田の口からまず飛び出したのは