三重県鳥羽市の水族館で、5年以上、餌を食べず、絶食を続ける生き物として人気を集めていた深海のダンゴムシの仲間「ダイオウグソクムシ」が死にました。 胃の中には何も入っていなかったということです。 「ダイオウグソクムシ」はメキシコ湾などの深海に生息する体長30センチほどのダンゴムシの仲間です。 三重県鳥羽市の鳥羽水族館では9匹を飼育していますが、このうちの1匹が5年前の平成21年1月にアジを食べて以来、餌を食べなくなり、絶食を続ける生き物として人気を集めていました。 水族館によりますと、飼育員が14日夕方、数か月に1回程度の餌やりをしたところ、全く動かず、死んでいるのが確認されました。 胃の中には何も入っていなかったということです。 朝の時点では生きていたということで、絶食の期間は14日で5年と43日になっていました。 鳥羽水族館は「餌を食べさせることができず残念ですが、ダイオウグソクムシとい