セルビア共和国、ボイボディナ自治州最大の都市・ノビサドに滞在して今日で2日目。前夜に雨が降ったらしく、朝起きてホテルの窓から外を眺めると、石畳が冷たく濡れていて、上空はどんよりとした雲に包まれていた。いかにも東欧の秋といった感じの陰鬱(いんうつ)さである。「今日の練習は雨かな」と覚悟していたが、次第に雲間から薄日が差すようになり、午後には青空がのぞくようになっていた。11日のセルビア戦当日も、これぐらい気持ちのよい天候であってほしいものだ。 さて、当地を取材している同業者から、このところ「セルビアって、割といいところですね」という話を耳にすることがあり、まるでわが事のようにうれしく思っている。好感を持たれている理由をいくつか挙げると、(1)食べ物がおいしく、しかも物価が安い。(2)英語が通じるのでコミュニケーションが取りやすい。(3)とにかく親切で温かい。いずれもまったくその通りで、だから
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