暑さの中でも足が止まらない。気候を味方につけて運動量で勝負しきる形は、日本代表にとってもヒントとなるかもしれない。 ZOZOマリンスタジアムがプロ野球のオールスターに沸き上がり、埼玉スタジアムで浦和レッズとドルトムントがシーソーゲームを演じた7月15日、秩父宮ラグビー場で歴史的な勝利が生まれた。スーパーラグビーに参戦しているサンウルブズが、シーズン最終戦でニュージーランドのブルーズを48-21で撃破したのだ。 猛烈な日差しが選手たちの頭を焼き付ける12時5分キックオフの条件は、ニュージーランドからやってきたブルーズにはタフなものだったに違いない。それでも、ブルーズのジェームズ・パーソンズ主将は「暑さを含めてコンディションの影響はあったが、それを言い訳にはできない。試合に向けた姿勢が大きな要素で、我々は個々の選手のメンタルに課題があった」と振り返っている。最後まで足を止めないサンウルブズは、
![サンウルブズ快勝は想像以上の快挙。今こそラグビー日本代表の利益に。(戸塚啓)](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/50a8cbfd93670ad0cfe2305d1f39890aec4b5555/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fnumber.ismcdn.jp%2Fmwimgs%2Fb%2F9%2F-%2Fimg_b97b03e9ec60f8bbd1b88d249102c715157387.jpg)