ブックマーク / fujipon.hatenablog.com (8)

  • 「侍ジャパン」が苦手だ。 - いつか電池がきれるまで

    www.japan-baseball.jp ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)が盛り上がってきていて、僕も「身近な人がどこのチームのファンだか確認せずに応援できる日本代表」って、応援しやすくてラクだよなあ、なんて思いながら観戦しております。 でも、こういう大会のたびに、僕はちょっと引っかかってしまうところがあるんですよ。 それは、チームの「愛称」のこと。 今回は、野球の男子日本代表チームは「侍ジャパン」という愛称で呼ばれているわけですが、まあ、なんというか、「今の日に侍なんていないだろ、外国人に『日といえばフジヤマ、ゲイシャ』って言われたらムカつくのに、なんで『サムライ』はOKなんだ?」とか思ってしまうのです。 そもそも、大部分の日人(そして、代表チームの選手たち)の祖先は「侍」じゃなかったはずだし、侍がえらい、すごいというのは身分制度を肯定していることになるのでは。 多く

    「侍ジャパン」が苦手だ。 - いつか電池がきれるまで
    watermaze
    watermaze 2017/03/16
    この場合の侍は別に身分制度の侍ではなく、日本古来の武士道精神(これ自体の怪しさはまた別の議論で私は怪しい派)を体現するものとしての侍でしょう。なので誰でも侍になれますよ。侍の概念を狭く捉えすぎ。
  • 「人の気持ちがわかる」と自信を持って言い切る人は、こわい。 - いつか電池がきれるまで

    ブログなんてものを書かずにはいられない僕という人間は、北条かやさんと、五十歩百歩だよなあ、なんてことを考えてしまう。 しかも、彼女の場合は収入につながっているのだが、僕の場合は、ほとんどお金にもならない。 ある意味、よりいっそう病んでいる、ともいえる。 そういえば、一昔前(十数年前くらい)のインターネットには「閉鎖芸」みたいなものが蔓延していた。 ちょっとイヤなことがあると「閉鎖します」と宣言して、閉鎖・移転を繰り返すサイトが少なからずあったし、それに対して、取り巻きたちが「閉鎖なんて悲しいです!」とコメント欄に書き込む。 そのコール&レスポンスには、様式美のようなものがあった。 4月1日のネタとして、「閉鎖します」をやる人がいなくなってから、もう何年経つのだろうか。 サイトやブログにとっての「閉鎖」というのはプチ自殺みたいなもので、自分の葬式に参列できないことの代用なのかもしれない。 し

    「人の気持ちがわかる」と自信を持って言い切る人は、こわい。 - いつか電池がきれるまで
    watermaze
    watermaze 2016/04/20
    哲学的なことを言えば「他人に痛みがあるのか?」というレベルがすでに超難問なのだ。
  • 古館伊知郎さんの「空白の12年間」 - いつか電池がきれるまで

    www.asahi.com 古館伊知郎さん『報道ステーション』降板、というのをネットで見たときは、「ああ、ようやく、だな」と思ったのです。 僕のなかでは、あの時間帯は『ニュースステーション』=久米宏、というイメージがいまだに抜けないところがあるのだよなあ。 今朝のニュースで、「『報道ステーション』といえば古館さん、という感じなので、信じられません」と街頭インタビューに答えていた若い人をみて、「古館さんといえば『報道ステーション』のキャスター」というイメージの人も、少なからずいるのだな、ということもわかりました。 12年間、もうすぐ3000回、キャスターをやってきたのですから、それも当然のことではあるんですよね。 それこそ、僕の「報道の古館伊知郎」への違和感というのは、「ドラえもんは大山のぶ代で、水田わさびは認めない!」と言いながら、『ドラえもん』を今は観ていない大人たちみたいなものかもしれ

    古館伊知郎さんの「空白の12年間」 - いつか電池がきれるまで
    watermaze
    watermaze 2015/12/25
  • 「あなたたちに、おかあさんの居ない人の気持ちがほんとうにわかるか?」 - いつか電池がきれるまで

    松岡享子さんの『子どもと』(岩波新書)のなかに、こんな話が出てきました。 国民学校の最後の一年余りは、親や先生たちにとってはたいへんな時期だったと思いますが、わたしは、よい先生に恵まれて幸せでした。担任のH先生は、よく作文を書かせました。あるとき「おかあさん」という題が出ました。わたしが書いたのは、おかあさんというものはありがたいものだ、おかあさんのいない人はどんなにかつらいだろうというものでした。それまでの作文は、戦地の兵隊さんを思い、わたしたちも銃後の守りを固くし、よく勉強して、はやく大きくなり、男ならば兵隊さんに、女ならば看護婦さんになってお国のために尽くしたい、と書くのが決まり、つまり、要求されているように書く、建前を書くものだと思っていましたから。 ほかにも同じようなことを書いた人が大勢いたのでしょう。先生は、あなたたちに、おかあさんの居ない人の気持ちがほんとうにわかるか? わ

    「あなたたちに、おかあさんの居ない人の気持ちがほんとうにわかるか?」 - いつか電池がきれるまで
    watermaze
    watermaze 2015/05/13
    下手な突っ込みだけど、クラスに一人くらいは、お母さんがいない人がいそうなものたが。あたしゃ逆パターン。
  • 「もう少し面白い文章を書きたい人」に、読んでみてほしい7冊 - いつか電池がきれるまで

    前回、「うまい文章」について考えてみたのですが、「文章の書きかた」って、考えれば考えるほど、よくわからなくなってくるのです。 僕は「文章術」を書店で見かけると、つい購入してしまう、「自分では拙い文章しか書けないけれど、文章術を読んで『その気』になるのが好きなワナビーブログ野郎」なんですよね。 そこで、どこかで誰かがこの僕の屍を越えてくれることを願って、「文章」を書くことに興味がある人へオススメしたい7冊を御紹介します。 おとなの小論文教室。 (河出文庫) 作者: 山田ズーニー出版社/メーカー: 河出書房新社発売日: 2009/02/04メディア: 文庫購入: 5人 クリック: 25回この商品を含むブログ (19件) を見る以下は、こののなかで著者が紹介されていた、画家の横尾忠則さんのデザイナー時代の「おはぎ」というエピソードです。 日デザインセンターでのぼくの暴力沙汰はもう一つ

    「もう少し面白い文章を書きたい人」に、読んでみてほしい7冊 - いつか電池がきれるまで
    watermaze
    watermaze 2015/01/23
    斎藤美奈子の文章読本さん江を読めば後は不要。というか文章読本の類いの背後にあるイデオロギーの陳腐さがよく分かってこの手の本を読む気が失せる。
  • 村上春樹さんの「文章を書きやすくなりたい人」への回答について - いつか電池がきれるまで

    夜の営み - 村上さんのところ/村上春樹 期間限定公式サイト 夜の営み - 村上さんのところ/村上春樹 期間限定公式サイト この「期間限定公式サイト」楽しく拝読しているのですが、今回の村上さんの答えって、これまでの「読者との交流企画」と比べて、よりいっそう「素っ気ない」ような感じがするんですよね。 この「夜の営み」の話なんて、読んでいると、「こういうふうにしか答えようがない話ではあるけれど、なぜ、この質問に答えようと思ったのだろうか?」と疑問になってくるんですよ。 おそらく、質問メールが採用される確率って、数十倍とか数百倍というレベルだと思われるので、そのなかで、なんでこれを……という。 答えたくないのなら、スルーすればいいのに…… このやりとり、誰も幸せにならないよね。 もしかしたら、こういうのがたくさん来ていて、「もう送ってくるな!」というサインなのだろうか。 それにしても、これまでの

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    watermaze
    watermaze 2015/01/20
  • 「飲酒運転ですか?」とコメントされた日記の話 - いつか電池がきれるまで

    参考リンク(1):イケダハヤトさんがまさかのアウトロー宣言 - Hagex-day info このエントリ、読み始めた時点では「こんなにいろんな人に一挙手一投足を注視され、直接書いてもいないことまで行間を読まれて、『実際にあったこと』のように責められるイケダハヤトさんって、さすがにかわいそうだな……」と思ったんですよね。 でも、さすがにこれを読んで「ドン引き」しました。 法律なんてのは、なんら絶対的ではないルールないのに。法律の方が間違っている、遅れていることだって、歴史を見ればごくごく普通にあります。順番としては、法律を大切にするより、まず己の倫理観を大切にすべきだとぼくは思いますね。匿名アカウントで粘着するのは、善いのか悪いのか、と。— イケダハヤト (@IHayato) 2014, 6月 18 ここでイケダさんが書いていることそのものが間違っているというわけではないのです。 「いまの

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    watermaze 2014/06/18
  • 「議論」が「呪い」に変わるとき - いつか電池がきれるまで

    参考リンク:「それ見たことか」という展開を望む呪い - ↑ズイショ↓ これを読んで考えたことなど。 基的には、楽天の田中投手に対して、負の感情を抱いている人って、そんなにいないと思うんですよ。 あの「酷使」をみて、「それでも投げた姿に感動」した人も、「怪我でもして、選手生命が失われたらどうするんだ!」と憤った人も。 田中投手は来年メジャー移籍が取り沙汰されていますが、日のプロ野球ファンの大部分は「向こうでも活躍して、楽しませてほしい」と願っているはずです。 24勝0敗のエースが流出してしまう楽天ファンには、複雑な思いもあるでしょうけど…… 日の球場で田中投手の姿が見られなくなるのも、寂しくはありますよね、やっぱり。 「こんな酷使をしたら、田中投手は終わってしまうかもしれない」 そう危惧していた人たちも、田中投手という不世出の選手の将来を心配していたはずです。 ところが、人間というのは

    「議論」が「呪い」に変わるとき - いつか電池がきれるまで
    watermaze
    watermaze 2013/11/06
    とりあえずローティでも読めばよろし
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