リンゴ新品種、6千円払い忘れ?登録取り消し 青森県2008年10月25日13時53分印刷ソーシャルブックマーク リンゴ生産量日本一の青森県は24日、新開発した2品種のリンゴが、農林水産省から品種登録を取り消されたと発表した。1品種あたり6千円の登録料の払い忘れとみられる。生産を県内に限定できるのが品種登録だが、取り消しで県外に流出するのを止められなくなる。 同県りんご試験場が開発した「あおり21、27」の2品種。今秋から農家に苗木が売り出され、長期保存や実が変色しないという特長がある。 県が06年3月に農林水産省へ品種登録を出願し、今年3月に登録された。だが、期限の1カ月以内に計1万2千円の登録料を納付せず、取り消された。種苗法により再登録はできない。 今月20日に農水省から通知が届いて知ったという。県は「原因を調査中」とし、「県内で栽培してもらうよう呼びかける。県独自のブランドとして育て