個人的には、ああ、そうそう、これだよ!と共感した記事でした。 私自身は、ブックツリーに対して書物の「著作としての人格や尊厳の否定」までの強い思いを抱くには至っていません。しかし、 「ユーザからの手に取るというアクセスに対して物理的以上に心理的に高い障壁を設けているのがブックツリーの構造です。」 という指摘には、例のツタヤ図書館の書架との対比と合わせて、深く納得させられます。 ブックツリーには公共図書館等での幸運な成功事例もあるようですが、あれは恐らくは図書館員と利用者との間の信頼関係の賜物ではないかと思うのです。 「なぜブックツリーに胸が痛むか」はもっと深堀りして考えてもいいのでは? - 図書館発、キュレーション行き 上記「egamiday 3」の記事への、ひいては現代の図書館員への批判的内容を含んだ記事です。 これについてあまりくどくどと語ることは避けますが、少なくとも、出版流通上の問題
![蛇足ながら、ブックツリーについて更に思う - 日々記―へっぽこライブラリアンの日常―](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/3f912772a4d1a71c02c7eb510064d5217499ed6b/height=288;version=1;width=512/http%3A%2F%2Fhibiki.cocolog-nifty.com%2F.shared-cocolog%2Fnifty_managed%2Fimages%2Fweb%2Fogp%2Fdefault.png)