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ブックマーク / toshokan.weblogs.jp (38)

  • 海老名市立中央図書館に行ってきました

    日々記―へっぽこライブラリアンの日常―の中の人と海老名市立中央図書館に行ってきました.館内のようすとかも前後編豪華イラスト入りで紹介されておりますので,併せてご参照ください. CCC及び図書館流通センター(TRC)の共同事業体による指定管理者での運用で2015年10月にリニューアル,すでにメディア等でその分類や選書について議論がある図書館である. 建物のロゴからWebサイトに至るまで統一されたフォント.静かな空間とさりげないBGM.暖色系で統一された照明.そんな空間で飲み物を頂きながら居心地のよい椅子に座って勉学に励み読書をする.公共施設によくある創英角ポップ体で書かれた統一性のない注意書きなど張り物はない.年中無休. それで一体何が悪いのか.夕方の館内に空席は少ない.スターバックスからか,「こんばんは」の声が静かに響く. 確かに採用されているライフスタイル分類はNDCに浸かった頭では一見

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    waterperiod 2015/11/03
    “既存の流通経路には載らない情報資源,たとえば先の「相模鉄道四十年史」はCCCの「ライフスタイルの提案」の対象としてもらえるのか”
  • 着任したての専門図書館員が取り組むべきこと

    2014年4月.着任したての専門図書館員は何をすべきか. 教科書的には 定期(日次,週次,月次)の処理を把握 引き継ぎ資料,業務マニュアルを熟読.特に執行可能な予算を把握. 過去の複写依頼データや購入図書などから利用傾向を把握 問題点を把握して改善に繋げる (良好な人間関係を構築) といったところであろうか.定期の処理をこなしてヒト,モノ,カネの流れを押さえればなんとかなると思う. 「図書館員の専門性」や「図書館は必要か」などのキーワードが頭に浮かぶが,そんなことより目の前の仕事を片付けないと話にならない. マニュアルを見るより早く,会計担当から「NACSIS-CATの料金相殺結果通知書が届いたので明細データを送れ」と言われたので過去のデータを見ながらそれらしいファイルを作成して送付.調達担当からは購入している新聞と雑誌の契約書類(四半期分)を出せというのでデータを入力して印刷して押印して

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    waterperiod 2015/10/05
    ある研究所図書館のお話。「良好な人間関係を構築」の上で利用者の行動パターンを掴むことは大事。本当に大事。
  • 山が動いた(2) - 日本図書館協会はZ旗を掲げた

    The 4th season - Story of the one person library and "full stack" librarian. 各図書館において、被災地からの要請に積極的に応えることが期待される。 (日図書館協会, "被災者を支援する図書館活動についての協力依頼" http://www.jla.or.jp/earthquake/20110325.html, accessed 2011/03/26) 日図書館協会が全国の図書館に対し、Z旗を掲げました。 日図書館協会からの要請「被災者を支援する図書館活動についての協力依頼」の続報です。思ったより状況は速いスピードで動いており、3/26付け朝日夕刊9面に以下のように掲載がありました。Webでは http://www.asahi.com/national/update/0326/TKY201103260268.ht

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    waterperiod 2011/03/26
    最後の「先の「各図書館」は専門図書館等も含む全館種と信じて」。ここ重要。朝日の記事だと公共図書館しか目に入ってない感じだったので。
  • 山が動いた - 被災者を支援する図書館活動についての協力依頼

    The 4th season - Story of the one person library and "full stack" librarian. (追記)以下は出版社ほか権利をお持ちの方々へのお願いです。 多くの被災地の図書館では、被災者や復旧救援救護に必要な文献や図書が利用できません。被災地向けだけでも、図書館に公衆送信権及び送信可能化権を頂き、事後の電子媒体の廃棄を条件に図書館間の複写をPDFで、メール送信を認めて頂けないでしょうか。 と無理を承知で前回のこのblogで訴えてみたり、Twitterでつぶやいたり、MLで各方面に投げてから約10日。 「まあ、図書館退屈男は言うだけで交渉能力ないし」と思っていたら、思わぬところから動きがありました。3月24日(木)に文化庁で開催された「電子書籍の流通と利用の円滑化に関する検討会議」(第6回)にて、常世田委員より「日図書館協会から被

  • 地震に遭いました。被災館からのILL等の支援をお願いします。

    The 4th season - Story of the one person library and "full stack" librarian. 地震に遭いました。 当館の被害は http://www.flickr.com/photos/tzhaya/sets/72157626122349337/ の通りです。 来週から業務ができるかどうか、ILL/レファレンス担当とも相談する必要があるのですが、できることはしたいと考えています。 OPACは今のところ稼働、サービスを続けています。ただし、研究所間のネットワークは一部不通となっています。 阪神・淡路大震災の時はまだTwttierもなく、今のようにライフラインの情報が集約できることはありがたいことです。 いずれにしても、当面は資料の複写や相互貸借サービスを提供できそうにありません。つくばですらこの有様ですから、東北地区に至っては業務ど

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    waterperiod 2011/03/12
    引用されているflickrの写真は開架部分のみ。閉架書庫の写真は含まれていないことにご注意。 #jishinlib
  • Code4Lib JAPANへの誘い - デジタル情報の最前線に立つ覚悟はあるか

    The 4th season - Story of the one person library and "full stack" librarian. 岡崎市立図書館の一件以来、司書のITへの対応力が問われている。 曰く、 図書館業は蔵書の貸し出しであり管理、あるいは子どもへのの読み聞かせ システムに関する知識を個々の職員に求めるのは酷 司書は文系が多いから仕方がない 図書館では専門的な知識を有している人が乏しい これらの発言に悪意は感じないし、仕方のないことだと思う。「が好きだから」司書を目指し、職に就く者は多い。「ITがすきだから」「パソコンが好きだから」図書館で働く,という話は聞いたことがない。 しかし、図書館員はもうITの力なしでは業務はできない。カード式目録と膨大な冊子体の索引誌で文献を探す時代にはもう戻れない。書庫に眠る壁一面のChemical Abstracts(化

  • OPACをクローリングしたら逮捕されるこの国で

    The 4th season - Story of the one person library and "full stack" librarian. 「図書館から新着図書データを自動で取得するプログラムを開発、実行した結果、図書館のシステムが脆弱だったためサービスが停止。結果、図書館はサイバー攻撃と見なし県警に被害届を提出、プログラム開発者は逮捕拘留の末、不起訴処分となる。このことについて図書館長は「違法性がないことは知っていたが、図書館に了解を求めることなく、繰り返しアクセスしたことが問題だ」と発言。」 これが愛知県岡崎市立図書館で発生した事件の概要。 事件の経過や詳細は、 岡崎図書館HP大量アクセス事件について / さかなの目 岡崎市立中央図書館事件 議論と検証のまとめ / Vipper_The_NEET twitter ハッシュタグ #librahack を参照して頂きたい。 プ

  • 図書館総合展(第11回1日目)

    The 4th season - Story of the one person library and "full stack" librarian. 朝9時。来場者としては7回目。出展者としては5回目。第11回図書館総合展の自社ブースに立つ。毎年、朝一でブレーカを起して電源を入れていたが、今年は上司に後を任せポスターセッション会場でポスター貼り。はりはり。ポスターも様々だ。一枚物でどん!と見せる物。自分のようにパワーポイントスライド6枚のスタンダードな物(確かA3横x6枚で事務局から指定があったような)。そして通りすがった知人から「字が多いね」と一言。ちょっと凹む。 ポスターの前では一人。そして説明も、対応も一人。自社ブースでの集団-個人のやりとりと異なり、ポスターに興味を持っていただいた方にパンフを渡しご説明差し上げる。タイミング。ここが重要だ。相手との距離、空気感を読み取る。ポスタ

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    waterperiod 2009/11/11
    三鷹のOSS活用図書館システム。どうも普通のベンチャー企業で作った安価なシステムとあまり本質が違わない気がとてもする。
  • 図書館退屈男: 図書館総合展の歩き方

    The 4th season - Story of the one person library and "full stack" librarian. 来週はもう図書館総合展ですね。弊社も出展するほか、図書館退屈男はポスター発表も予定しておりますので、皆様のお越しをお待ちしております。 どこからか、「図書館総合展の行き方や過ごし方がわからない」との声をいただいたので、「よくある質問」的なものを作ってみました。項目の追加や事実と異なる点はコメント欄などでお知らせください。 例によって、このページに見ての行動は自己責任でお願いします。 会場はどこですか? 展示会場はパシフィコ横浜ホールB(2Fから入ってエスカレータを降りてすぐ)、セミナー、フォーラム会場はホールBの特設会場とアネックスホール(2Fを奥まで進む)です。 どうやって会場まで行けばいいですか? >> パシフィコ横浜アクセスマップ

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    waterperiod 2009/11/02
    タイトルそのまま、図書館総合展の歩き方。
  • U40その後

    The 4th season - Story of the one person library and "full stack" librarian. 2ヶ月近く放置してしまいました。FAOに出張してまで超絶スロートーク(英語なのでスロー。同時通訳?ないですよ、もちろん。)を展開したりなど、ネタはあるのですが記事に起こせないのが図書館退屈男クオリティ。 ということで、全国図書館大会U40プレミアセッションまであと一週間となりました。あっという間にやってきた、という感があります。 あちこちで善良なる図書館員を焚き付けて回った(と思われる)岡@ARGさんのおかげか、気がついたら東京会場+全国10会場で同時多発的に250人以上の図書館員が参集するという前代未聞の事態になっていました。東京会場は満席ですが、その他の地域にお住まいの方はお近くの会場へどうぞ。もちろん、東京周辺からあえて地方会場に

  • 図書館サービスもSaaSですってよ、奥さん!ムフフ。

    The 4th season - Story of the one person library and "full stack" librarian. あるようでなかったSaaS(Software as a Service)による図書館サービスの提供が、NEC発で行われている、との報がありました。以下はNECのプレスリリースからの抜粋です。 http://www.nec.co.jp/press/ja/0908/2501.html 「国内初、公共図書館向けの複数システムをSaaS型で提供」(2009年8月25日) 「GPRIME 電子図書館サービス」は、(1)Wikiの仕組みを用いて、図書館員や住民が郷土に関連する情報や書籍についてWeb上で事典のように作成・蓄積・閲覧できる「わいわいライブラリー」、(2)複数の図書館をまたがって図書館員・ボランティア等がSNS形式でコミュニケーションでき

  • 【先着100名】全国図書館大会U40プレミアセッション

    The 4th season - Story of the one person library and "full stack" librarian. 図書館退屈男。U40脱出は目前。 ということで、今日はイベントの告知です。Under40のみなさん、チャンスですよ! 図書館大会はじめ各種イベントの懇親会。 「費用対効果に合わないような気がする」 「若い人が少なくて話が合わない」 「出席したけど知っている人同士が固まっていてさみしかった」 など、寂しい気持ちになりがちですが、今回は 一言物申したい人はライトニングトークで思いのたけを熱く語れる(5分ですが) 若い人が中心なので話しやすい(そのためにはあなたが出席する必要があります) 飲めない人でもお得な参加費設定(飲んだ分だけ払ってください) 業界で有名っぽい人と話ができる(かもしれない) など、ライトな前夜祭を企画しています。 全国図書

  • 迫撃!twitter!

    The 4th season - Story of the one person library and "full stack" librarian. twitterをはじめて半年ぐらいが経過しました。 なんとなく思いつきで、そう当に思いつきで上司とか「twitterってなに?」という人向けのマニュアルを作ってみようと思い、 日で3番目ぐらいにわかりやすいtwitterのおはなし (リンク先が誤っていたので修正しました) をつくり、7月2日(木)00:04にtwitterで「資料つくりました」とつぶやいて見ました。 驚愕したのがその後の経過。 00:07 発言が最初にRT(ReTweet:引用して再投稿)される 00:11 「わかりやすい資料ありがとうございます」とおそらく最初のダウンロードと感想をいただく 00:20 通りすがりの方からコメントをいただく 00:25 最初にRTして

  • 認定制度の価値を問うな

    図書館協会2009年度総会における第五号議案「専門職員認定制度について」の審議結果。 ◆図書館界ニュース ○日図書館協会総会等を開催 日図書館協会は5月27日から理事会、評議員会、総会をそれぞれ開催した。 (略) 専門職員認定制度については、実施およびそのための組織の立上げを内容とする提案であったが、総会においては保留が多く採択されず、今後の扱いについては常務理事会で検討することになった。 (JLAメールマガジン  第456号 2009/6/3発信 より) いざ蓋を開けてみたら、この結果であった。なお、総会資料によれば、事前の評議員会でも反対3、保留23、賛成多数とあった。また、総会では反対4、保留23、賛成21であった。 以下、配布資料による議事概要と、主な質疑をまとめました。当然ですが、以下は正式な議事録ではありません。仔細については追って「図書館雑誌」に掲載される議事録をご参

  • JLA「専門職員認定制度」の門はジブラルタルより狭い

    The 4th season - Story of the one person library and "full stack" librarian. 帰宅したら日図書館協会の「専門職員認定制度予備審査会」から審査結果が届いていました. 「別紙」によるその結果は! 別紙 [図書館退屈男] 様 (申請者番号:nnnnn) あなたの予備審査の結果は、以下のとおりです. 大学図書館や専門図書館といった公立図書館以外の館種や その他類縁機関に主として勤務されている方については、 認定の対象となりません. 以上 …….ポイントがどうこうではなく、勤務先で門前払いね。このblogで文句をつけたことが理由だったら笑う。履歴書を別に書かせるぐらいなのだから、最初から「だが断る」と書いてくださいよ. 鑑によると、「審査が実施される場合には、申請にあたり下記のことが要件となります」とありました. 地方公

    waterperiod
    waterperiod 2009/03/27
    ……結果的に「公立図書館以外の館種やその他類縁機関」を対象外にするのなら、最初から期待させないで欲しかった。
  • CiNiiはRDFへ舵を切った

    The 4th season - Story of the one person library and "full stack" librarian. 4月1日からリニューアル予定のCiNiiの試験公開が始まりました。"ciexam"というホスト名すらカコイイ。examですよexam。青くなりそう。 インターフェースが変わったことはもちろんですが、 Firefoxでアクセスすれば、 ほら、「俺はOpenSearchできるぜ!Come on!」と訴えている! (青くなった矢印クリックで"CiNii Opensearchを追加"と出ます。) しかも、「CiNiiのAPI(1)-OpenSearchについて」によれば、OpenSearchの出力はxhtmlRSS、ATOMで出力可能。つまり、RSSなりATOMの検索結果をフィードとして登録しておけば、新着通知も受けられるなんて素敵仕様さ。 h

    waterperiod
    waterperiod 2009/03/10
    きっと新CiNiiだって公開前に、そして今もバグ取りに励んでいるに違いない。システム構築担当者よ、めげずに頑張れ。
  • 書誌レコードにゴーストは宿るのか

    The 4th season - Story of the one person library and "full stack" librarian. システム更新に伴う図書館システムのデータ同期作業がほぼ終わった(はず)。同一ベンダの同一DBMSなので、データを右から左に移すだけの作業ではあるが、同期が取れないと貸出中の資料のステータスが変わったりするなど運用上のダメージは大きい。同期作業中は新旧両システムに人間の手が加えられないよう、データベースはロックされ検索はもちろん一切のデータ追加もストップする。 最初のシステムを構築した1996年以来蓄積されてきた、-いや各機関で「桐」やらDBaseなどで管理していた時代を含めるともっと古い-何万件もの書誌データたちがハードウェアやDBMSのくびきを解かれ、純粋なデータの奔流となってネットワーク上を移動する、4年に一度の機会。 これらデータの

  • DCPLのiPhone対応OPACを試してみた

    ピッツバーグ在住のnoriさんのblog、「Pittsburgh LIS Report」 で "ワシントンD.C.公共図書館の蔵書がiPhoneから検索可能に" が紹介されていたので、早速手元のiPhoneで試してみました。この記事によれば、コードも公開予定とのことで期待大です。 元の記事は、walking paperの"DCPL iPhone application ready for download"です。 自宅のWifi経由での接続でしたが、それほどのストレスは感じませんでした。

    DCPLのiPhone対応OPACを試してみた
  • [ネタ]「バナナはおやつに入りますか」を公的機関に聞いてみた。

    The 4th season - Story of the one person library and "full stack" librarian. 図書館で聞いてみた: 一般人「バナナはおやつに入りますか?」 図書館員「遠足ですか? それなら「教育」ですね。NDCなら374(学校経営・管理、学校保健)、376(幼児・初等・中等教育)になりますので、そのあたりの資料をご覧ください。「おやつ」については、「品・料理」(NDC:596)の棚をご覧ください。「バナナ」についてお調べでしたら、園芸の分野に入りますので「果樹園芸」(NDC:625)をどうぞ。」 一般人「質問の答えになっていない。入るのか入らないのか」 図書館員「当館のレファレンス規定により、宿題・クイズ・懸賞等の質問にはお答えできないことになっております。」 役所に聞いてみた: 一般人「バナナはおやつに入りますか?」 役所「当

  • 偽装係長と上級司書

    The 4th season - Story of the one person library and "full stack" librarian. もう数年前ですが、某市立中央図書館勤務の同期(Oさん(仮名))とこんな話をしていました。 O「…俺、今度主任に昇格するんだ…。」(死亡フラグ?)「部下も付くし、ちょっと出世だね。」 図「フムン…自分、係長になってもう数年ですけど何か。」 O「マジ?!」「係長!」「すげえ出世!」 図「マジ。でも部下はいないよ。係には自分ひとり。あとは非常勤職員1名。」 O「マジ?!」「一人の係?」「ありえない。」「普通、部下いるでしょ。」 図「それがね、いないの。」 図「部下のいる主任といない係長、どっちがいい?」 O「そりゃ部下がいる方でしょう。」 図「だよねー。」 ということで、図書館退屈男、係員いません。今風に言うと偽装係長?。お給料は係長だけど、仕

    waterperiod
    waterperiod 2008/08/06
    私は「すーぱータムタム」派。って、そういうこと言ってるから自分で仕事増やしちゃうんだ(泣)。