一連の情報は7月18日の事件当日、NHKが京都アニメーションを取材する予定だったことに端を発し、拡散していたとみられる。 拡散しているのは、NHKのディレクターが▽青葉真司容疑者を過去に取材しており、接点があった▽スクープを撮影するため、京都アニメーションの取材日を容疑者に漏らしていた▽遺留品を回収していたーーなどという情報だ。 なかには、「NHKの取材のために主力メンバーが集まっており被害を受けた」「事件はNHKのせいだ」という声もあがっている。 こうした情報はTwitterや「トレンドブログ」(詳細は後述)、まとめサイトなどを経由して広がりを見せている。 ディレクターの実名も掲載されており、顔写真や、Facebookに書かれているプロフィールを表にして掲載しているサイトもある。 また、「ディレクターが現場付近の遺留物を軍手で回収している」などという話も、「事実」として拡散されている。
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