2008年11月5日開催の「NET Marketing Forum Fall 2008」のキーノート・トラックでサイバーエージェントのコミュニケーションディレクターである須田伸氏(写真)が登壇し,「生活者が情報発信する時代の広告コミュニケーション」と題して講演を行った。 はじめに,米国大統領候補の予備選で有力候補者と見られていた議員が失言した様子が動画投稿共有サイトのYouTubeで公開されたことで,その議員が予備選で負けた事例を紹介。「生活者と情報の発信者が二分されていた時代からコミュニケーションの作法は変わった」と指摘し,「マスメディアから個人へと,コミュニケーションの主役の座が移る“大政奉還”が起こった」と位置付けた。 もちろん,従来マスメディアが果たしてきた役割が完全に失われた訳ではない。しかし,テレビや新聞広告を大量に投入すれば,どのような業種のどのような企業の製品でも効果が表れ
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