避難訓練といえば、小中学校で定番の行事(?)でしたよね。授業中、地震とか火事とかが起きたという想定で、安全に教室から逃げる練習をするあれです。最近の学校では不審者が校内に侵入してきた場合の訓練もするみたいですね。 ただ、中国の避難訓練はそれらとは全然違うみたいです。話を聞いてみると避難訓練といっていいのかどうか。いや、避難訓練の一形態なのかも知れないけど、同じ単語で括るには雰囲気違い過ぎるので。退避行動練習という方が近いのかな。 今回は、安倍元首相の銃撃事件を受けて、浮き彫りになった日中の避難訓練の違いについてのお話。 日中要人警護 安倍元首相の訃報は中国人にもインパクトを与えているようですね。基本的に安倍さんは中国人の心象が良いので、悲報として伝わっているようです。 それはそれとして、中国人に驚きを与えているのは、日本の要人警護の緩さです。中国では良くも悪くも未だ影響力を持つ首相経験者が