娘の卒業式だった。 小学校を卒業する娘の卒業式は昨今話題になっているウイルスの関係で縮小して行うことになった。 近年、卒業式の服装が華美になりすぎているのは娘が通う小学校も例外ではなく、昨夏には「華美にならない服装で」との通知が届いていた。実際、フタをあけて見れば息子の頃には数人いた袴の子はおらず、大半は中学校の制服で出席していた。中学校の制服と言ってもそのまま着るのではなく、ジャケットだけ着用してスカートは違うもの、ネクタイをするなどアレンジしている子が多く、個性があって面白いなあと思った。 私は卒業式が始まるまで本を読んでいた。何人かの知り合いが声をかけてくれたので、時々顔をあげた。この1年くらいはそれ以前よりもひっそり暮らしていたため、声をかけてくれる人がいるだけで嬉しかった。 体育館には2名までの保護者、6年生の担任、校長、教頭などの他は最低限の人のみで来賓も在校生もいなかった。卒
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