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ブックマーク / agora-web.jp (12)

  • 欧州危機は「潰れ貴族」も量産する : アゴラ - ライブドアブログ

    「潰(つぶ)れ百姓」という歴史的事実を表す言葉がある。 江戸時代、凶作や税(貢租)の重さや、商品経済の浸透による負債の累積などが原因で、年貢が納められなくなって破産した農民のことである。 潰れ百姓たちは飢え、餓死し、生きのびた者は江戸などの都市に流れ込んで、そこでも悲惨な生活を送った。 フランス革命のような激烈な世直しが起こらなかったイタリアには、今でも古い貴族家が所有する館などの歴史的建造物が数多く存在している。またイタリアの世界遺産の登録件数は世界一(47件)。世界の文化遺産の40%がこの国にあるとも言われている。 イタリアの膨大な歴史遺産の有様はざっと見て次の如くである。 1)大規模な歴史的旧市街centri storici principali:900箇所   2)小規模な歴史的旧市街centri storici minori:6850箇所  3)歴史的居住集落nuc

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    webtamago 2012/05/04
    欧州危機は「潰れ貴族」も量産する
  • 石原慎太郎こそ売国奴だ

    石原氏の笑顔を見たか。 インタビューに嬉しそうに答える彼。 「何か文句あるか!(笑)」 満面の笑みである。 あるね。 大いにある。 そして、それを黙って追従笑いをして報道し続けるメディア。 それを拍手喝采で迎える国民。 彼らはすべて売国奴だ。 *** 自己中心的。 もともと石原氏とはそういう人間である。 彼は何者か。 彼は右翼でも何でも無い。 コメディアン。 及びエンタメ作家である。 石原氏は、太陽の季節というエンタメポルノ小説で華々しいデビューを飾った。 芥川賞を取ったが、それは、「彼は勃起 した陰茎を外から障子に突き立てた」という表現に代表されるような刺激的なものであったことにより世間の話題をさらい一躍有名になったのである。 そして、その後も、これに尽きているのである。 彼は目立ちたがり屋で、物議を醸すことで快感を得、その姿に、日頃のストレスから解放され、溜飲を下げる大衆に人気を得る。

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    webtamago 2012/04/20
    石原慎太郎こそ売国奴だ
  • 架空の財布の紐は緩い―電気料金上昇の本当の影響を考える

    この記事は2012年4月11日の再掲です。 (GEPR編集部より)GEPRはNPO法人国際環境経済研究所(IEEI)と提携し相互にコンテンツを共有します。 竹内純子主席研究員のコラムを転載します。 GEPR掲載版 以前、尾瀬の自然保護活動に関して「仮想評価法(CVM)」という手法を使ってその価値の計測を試みたことがある。ハイカーが押し寄せて自然が荒廃した1960年代の尾瀬の写真と、保護活動により回復した現在の尾瀬の写真を2つ提示し、尾瀬の美しい自然価値に対して自分が支払ってもいいと考える評価額(支払い意思額)を聞いたものだ。回答のなかには驚くほど高額の回答もあり、平均すると年間で1人1000円超となった。担当者としては、尾瀬の自然に高い価値を感じてくださっていることを嬉しく思うと同時に、その場で自分が支払うわけではない「架空の財布の紐」は緩いのだとも感じた。 想定される将来の経済的影響を、

    架空の財布の紐は緩い―電気料金上昇の本当の影響を考える
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    webtamago 2012/04/11
    架空の財布の紐は緩いー電気料金上昇の本当の影響を考える
  • 人生のターニングポイントは事後的にしかわからない-北野武に学ぶ-

    新年度も一週間が過ぎ、新社会人の中には「会社って地味な毎日が続いているだけで全然楽しくないな」ということに気が付いた人も多いだろう。 残念ながら正解である。 宣伝だから当たり前のことだが、学生向けの説明会やパンフレットなどではサラリーマンの「ここぞ」という場面(クライマックス)を切り出して紹介している。サッカーでいうと「ゴールの名場面集」を見せているのだ。しかし、実際のサッカーの試合では地味なパス回しや失敗したシュートに費やした時間の方が圧倒的に長いのと同様に、会社で流れるのは地味な日常の時間が大半なのだ。 しかし、落ち込む必要はない。 なぜなら、地味な日常の中にこそ、「格好いいゴールシーン」に繋がる転換点が潜んでいることが多いからだ。周りからは派手な成果ばかりが目立つが、ターニングポイントは当に地味なのだ。余りに地味なので、周囲の人はもちろん、人ですら事後的に振り返ってみなければ、そ

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    webtamago 2012/04/07
    アゴラ : 人生のターニングポイントは事後的にしかわからない-北野武に学ぶ-
  • 3.11後、団塊の世代は社会を疑い、若者は自分で自分を守る必要を感じるようになった

    3.11の以降、団塊の世代は国や社会への信頼を疑うようになり、 若い世代は自分を自分で守らなければならないと思うようになった。 3月16日に行われたOGC2012というカンファレンスで、アスキー総合研究所の遠藤諭所長が同研究所でまとめている「MCS2011」という調査の一端を披露した。そこでは、3.11以降、世代によって感じ方がどう変わったのかが調査データを使って、明らかにすることが行われた。 この調査は様々なデバイスやコンテンツがどの層に人気があって、受け入れられているのかを調べる大規模なアンケート調査だ。例えば30代に人気があるガンダムが好きなユーザーは、どのサイトをよく見ているのかを明らかにしたり、iPhoneは女性に強いことを明らかにした上で、そのユーザーがどんな趣味を持っているのかというクロス集計を行える。もちろん有料なのだが、コンテンツ産業の動向を理解するために使える画期的な調

    3.11後、団塊の世代は社会を疑い、若者は自分で自分を守る必要を感じるようになった
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    webtamago 2012/03/28
    アゴラ : 3.11後、団塊の世代は社会を疑い、若者は自分で自分を守る必要を感じるようになった
  • 電力会社はスマートグリッドへの抵抗勢力

    池田信夫さんがスマートメータの「ゼネコン構造」を指摘したのがきっかけで、ネット上に電力会社を批判する論調が目立ち始めた。松徹三さんも発注を許してはならないと怒っておられる。僕も二人と同意見である。 それでは、なぜ電力会社は役に立たないスマートメータを調達するのだろうか。その理由は昨年3月に書いた記事を読んでもらえば分かる。最後の部分は次の通りである。 スマートグリッドが実現する時代には、広い地域に分散する多種多様な機器の間での効率的な情報流通と、それに基づく最適制御、つまり情報通信システムの側に、ビジネスとしての価値が集中するようになる。どんなに巨大な発電所を持っていたとしても、それはスマートグリッドに対する一供給者に過ぎない。東京電力の今回の事故は、中長期的に考えると、電力会社の地位を低下させていくきっかけになるかもしれない。 スマートグリッドでは情報通信システムが主役で、発電所は下請

    電力会社はスマートグリッドへの抵抗勢力
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    webtamago 2012/03/26
    アゴラ : 電力会社はスマートグリッドへの抵抗勢力
  • 700MHz帯へのITS居座りは許されない

    ソフトバンクは900MHz帯で基地局からの15MHzと端末からの15MHzの計30MHzを取得した。一方、意見募集中の700MHz帯では3社それぞれに12MHz×2が与えられる。高速化が制限される、混雑がひどくなる、などの悪影響が予測されるのに、なぜ15でなく12なのだろうか。 原因は700MHz帯に居座るITSである。ITSは755から765を利用し、下側に7MHz、上側に8MHzのガードバンドを設ける計画である。このように、ITSはど真ん中の25MHzをふさいでいる。 700MHz帯をITSに利用すると決定したのは、原口タスクフォース『ワイヤレスブロードバンド実現のための周波数検討ワーキンググループ』である。「見通し外の車両との事故を防止するため、ITSについて、700MHz帯の周波数割当案の検討状況を踏まえつつ、できるだけ早期に割当てを行うべきである」というのが当時の結論である。しか

    700MHz帯へのITS居座りは許されない
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    webtamago 2012/03/26
    アゴラ : 700MHz帯へのITS居座りは許されない
  • 理解の遅い子はダイヤの原石かもしれない

    学生の頃、塾の講師や家庭教師のアルバイトをした際に、「理解能力が高いのに、学校の成績は良くない」という不思議な生徒が一定の割合で存在することに気がついた。 1.謎の成績低迷 一例として、私が家庭教師を務めたA君(当時中学2年生)のエピソードを紹介する。 家庭教師を引き受けた際、A君の通知表を見たところ、5段階評価で「2」が多く、総合すると「下の中」といった成績だった。簡単にテストをしてみたところ、中学1年生の初期で習う分野から理解が曖昧だった。例えば、数学では文字式を理解できていなかった。 当時、「A君の成績を上げるのは大変そうだな」と、悲観的な気持ちになったことを今でも鮮明に覚えている。 しかし、指導を始めて数週間が過ぎた頃、良い意味でA君に驚かされた。時間を掛けて教えてあげれば、実に良く理解してくれるのである。平均的な生徒と比べると理解するスピードはゆっくりだが、能力的に劣っているとい

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    webtamago 2012/03/17
    アゴラ : 理解の遅い子はダイヤの原石かもしれない
  • ソニーはなぜアップルになれなかったのか

    中島聡氏の「誰も言いたがらないSonyがAppleになれなかった当の理由」というブログ記事をめぐって議論が起こっているが、ちょっと話が混乱しているので整理しておこう。 中島氏のいう理由は「日では雇用規制が強いので工場を閉鎖できなかった」という話で、これは「誰も言いたがらない」どころか、(私を含めて)多くの人が問題にしている。日の雇用規制が企業の事業再構築を阻んでいることは事実だが、ソニーの失敗はそれが原因ではない。 ジョブズはアップルに復帰した後の1997年、35あった製品系列を4つに削減してソフトウェア開発に特化し、それ以外の事業と工場をすべて売却した。日の労働市場は過剰規制だが、資市場は自由なので、ソニーのようなグローバル企業にとっては事業売却によって世界最適生産を行なうことは(時間をかければ)むずかしくない。問題は、それをやらなかったソニーの経営陣(特に出井伸之氏)にある。

    ソニーはなぜアップルになれなかったのか
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    webtamago 2012/03/12
    ソニーはなぜアップルになれなかったのか
  • SONYの失敗は現代の多くの企業が共通して抱える病気

    中島聡さんの「誰も言いたがらないSONYがAppleになれなかった当の理由」をめぐるブログでの議論は多くの示唆に富んでいて面白く感じます。 Life is beautiful: 誰も言いたがらない「Sony が Apple になれなかった当の理由」 : 池田信夫 blog : ソニーはなぜアップルになれなかったのか 404 Blog Not Found:実は誰もが知っている「AppleがSonyになれた当の理由」 : 話題を提供してくれた中島聡さんには敬意を表しますが、しかしそもそも小飼弾さんの指摘のように問題設定が間違っています。どのような企業であっても、奇跡的な復活を遂げ、時価総額世界一、手元資金が7兆円を超え、未だに成長し続けているアップルになれるわけではなく、また中島聡さんは、SONYの失敗の理由を日の雇用規制に求めていらっしゃいますが、池田信夫教授が指摘されているように、

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    webtamago 2012/03/12
    SONYの失敗は現代の多くの企業が共通して抱える病気
  • ソニーの失敗は経営の失敗

    「イノベーションのジレンマ」というしばしば引用される書籍がある。クレイトン・クリステンセンの執筆で、翔永社から翻訳が刊行されている。増補改訂版は2001年に出版されたが、帯には次のように書かれている。 変革の時代、過去の成功体験こそが企業自己変革の足枷となる。この困難を克服するためのヒントがここにある。 ソニー会長兼CEO 出井伸之 出井氏は「イノベーションのジレンマ」を自社にあてはめようとは考えなかったに違いない。この時期、ソニーはCDからの複写を制限するCCCDに躍起になっていた。音楽データをネット上で共有するNapsterなどのP2P技術に対抗するためだ。一方、AppleがiPodを発売したのも2001年。つまり、CDという過去の成功体験が足枷になって、Appleのような音楽配信ビジネスにソニーは乗り遅れたのである。 だからソニーの失敗は経営の失敗なのである。 山田肇 -東洋大学経済

    ソニーの失敗は経営の失敗
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    webtamago 2012/03/12
    アゴラ : ソニーの失敗は経営の失敗
  • どこまで不公平は許容できるのか

    人間の脳には不公平を嫌う傾向があるらしいんだが、玉川大学脳化学研究所の実験もその一つです。どうも人間の脳的にプリミティブな情動反応らしい。ほかにも同じような知見は多い。報酬やインセンティブが利他行動の根源という説が有力なんだが、公平性も利他行動のベースになっている、という人もいます。 表題は、正義感という性格も脳内物質が関与していた、という記事。実験で使われた「最後通牒ゲーム」がおもしろい。囚人のジレンマとちょっと似ています。これは、提案者と受領者の二人がいて、ある金額を二人で分け合うというゲーム。提案者は分配額を一方的に決めることができる。受領者が提案を受け入れれば、その通りの金額を得ることができるが、拒否すると両者とも一円も得られない。低い金額を提示し過ぎると提案者も得るものはない。この按配が興味深い。どれくらいの割合で拒否するか、を実験していくと、だいたい三割くらいが分岐点で拒否する

    どこまで不公平は許容できるのか
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    webtamago 2012/03/12
    アゴラ : どこまで不公平は許容できるのか
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