新潟市を拠点にするアイドルグループ「NGT48」のメンバー、山口真帆さん(23)への暴行事件をめぐり、同市の中原八一市長は5日、運営会社「AKS」(東京都)の幹部が先月市役所を訪れ、一連の騒動について謝罪していたことを明らかにした。 市文化政策課などによると、3月29日午後4時ごろ、AKS代表取締役の吉成夏子氏、NGT48劇場支配人の早川麻依子氏、同副支配人の岡田剛氏が市役所を訪問。市側は高橋建造副市長のほか、文化スポーツ部長、文化政策課長らが応対し30分ほどで終了した。AKS側からは事態が収束していないことへの謝罪と、信頼の回復に向けて努力する旨の話があったという。 5日の会見で、中原市長は「被害に遭われた山口さんはまだつらい思いをされており、大変心配している」と述べ、「一刻も早いメンバーのケアとともに、応援してくれた(ファンの)皆さんの不安、不信感を払拭できるよう信頼回復に努めてほしい