【香港共同】香港政府は21日、「逃亡犯条例の改正作業は完全に停止した」とし、改正案が廃案となる事実を受け入れると表明した。
政府が6月11日、安倍晋三首相を議長とする経済財政諮問会議で「骨太の方針」の原案を示した。目玉政策として就職氷河期世代に多い非正規雇用を正規雇用化する支援策が盛り込まれ、注目を浴びている。 「明日の食費がない…」シングルマザーの貧困 時を同じくして金融審議会から6月3日に出された「高齢社会における資産形成・管理」で老後に必要な年金以外の資金が夫婦で2000万円という試算が公表され波紋を広げている。 働き盛りの年齢であるにもかかわらず非正規雇用が続いている「中年フリーター」の当事者からは「目の前の生活もままならない。貯金なんて全くないのにどうやって生きていけというのか」という切実な声が聞こえる。 就職氷河期世代の中心層となる35~44歳は2018年時点で正規雇用が916万人いる一方で、パート・アルバイト、派遣社員、契約社員、嘱託社員などの非正規雇用が371万人に上り、同世代の人口の約2割を占
今や小学生憧れの職業である「YouTuber(ユーチューバー)」。動画投稿サイトで自作動画を公開し、閲覧者を獲得、主に広告収入で生活しようとする人を指す。日本でも代表的なユーチューバーの年収は数億円に及ぶとされ、養成学校ができるほどの人気となっている。一方、職業人口が増え、淘汰(とうた)されるユーチューバーも。閲覧者欲しさに過激行為へ走るケースもあり、専門家は「稼げるイメージが先行しているが、今から成功するのは厳しい」と話す。 【写真】渋谷のスクランブル交差点内にベッドを置くユーチューバーら ■子供たちの憧れ 先月、不登校の自由を主張する沖縄県宜野湾市の10歳のユーチューバー「少年革命家ゆたぼん」が注目された。あどけない少年が「学校へ行くな」「(教師の言うなりの)ロボットになるな」と過激な発言を繰り返す動画には賛否両論が沸き起こり、ちょっとした“炎上”状態に。主張の是非はともかく、地方の小
いったいどこまで、芸人による反社会的組織への「闇営業」は蔓延しているのだろうか……。 宮迫、HG…“闇営業”芸人たち 本誌直撃の瞬間はコチラ 『カラテカ』入江慎也(6月4日付で契約解消)、ムーディ勝山、『天津』木村卓寛、くまだまさし、『ザ・パンチ』、『2700』(現『ザ ツネハッチャン』)。 今回『FRIDAY』が入手した1枚の写真(左上写真)に写っているのは、吉本の人気芸人たちだ。 言わずもがな、この写真は仲間内の飲み会で撮られたものではない。本誌は6月21日号で、’14年12月に開かれた大規模詐欺グループの忘年会に『雨上がり決死隊』宮迫博之らが出席していたことを詳報した。この写真はその忘年会の約半年前、’14年6月頃に開かれた、同じ詐欺グループの、しかも首謀者の誕生会で撮られたものだ。 本誌はこの誕生会に出席した詐欺グループ元メンバーに接触した。この元メンバーは、グループが資金流用のた
Supershipは6月20日、生活に関するハウツー情報サイト「nanapi」の更新を30日に停止すると発表した。データマーケティングなど主力事業に経営資源を集中するため。同社の広報担当者は「(nanapiは)成長戦略と合致しない部分があり、更新を停止することを決めた」としている。 nanapiは2009年、ユーザーが趣味や料理といった“暮らしを便利にするノウハウ”を投稿できるサービスとしてオープンした。その後、KDDIが運営元のnanapi社を買収し、Supershipを新設。同社が運営を担ってきた。17年にはハウツー投稿機能を終了し、その後は運営元のnanapi編集部が作成したコンテンツを掲載していた。 更新停止後も、nanapiに掲載済みのコンテンツは、引き続き公開する。nanapiの公式Twitter、LINE@の更新も30日に停止するが、過去の投稿は削除しない。 Supershi
定食チェーン「大戸屋ごはん処」が、4カ月連続で6%を超える大幅な客離れに苦しんでいる。店舗経営コンサルタントの佐藤昌司氏は「720円のランチを廃止した影響が大きい。コスト高のために値上げを行い、その影響でお客が減るという負のループに陥っている」と指摘する――。 ■バイトテロが引き金になった 定食チェーン「大戸屋ごはん処」の客離れが深刻だ。運営会社の大戸屋ホールディングスが6月10日に発表した5月の既存店客数は、前年同月比6.4%減だった。4月が8.0%減、3月が10.8%減、2月が6.4%減と4カ月連続で6%を超える大幅なマイナスとなった。 今年1月までですでに10カ月連続のマイナスとなってはいたが、この4カ月のマイナス幅は非常に深刻だ。2019年3月期上期(18年4~9月)が前年同期比2.7%減だったことを考えると、その異様さがわかるだろう。 この4カ月間における客離れの主因は、「バイト
リニア中央新幹線の2027年開業に向けて、JR東海は建設工事を進めている。そこへ静岡県が「待った」をかけた形になっている。ただし、静岡県はリニア中央新幹線に反対しているわけではない。大井川流域の水利と環境問題を解決してほしいだけだ。 【地図】リニアの建設予定ルート。静岡県区間はここ 大井川は古くは東海道の難所でもあり、「箱根八里は馬でも越すが、越すに越されぬ大井川(箱根馬子唄)」は、私の子ども時代の社会科教科書でも紹介されていた記憶がある。大井川といえば、鉄道ファンにとっては大井川鐵道だ。蒸気機関車の保存運転の先駆けである。近年はソドー島から「きかんしゃトーマス」がやってくるため、子どもたちや親御さんたちにも知名度を高めた。 大井川鐵道のSL列車は新金谷~千頭間。その先の千頭~井川間は「井川線」という小型車両の路線が続く。愛称は南アルプスアプトラインだ。登坂能力を高めるため、ギザギザレール
吹奏楽編成を中心に編曲家としてご活躍中の木原塁(きはら るい)さん。 Wind Band Pressでは以前にもポップス演奏のコツを中心にインタビューをさせていただいていますが、今回は木原さん自身にスポットを当ててあらためてメールインタビューをさせていただきました。 2019年8月に行われる海外公演など最近の活動についても少しお話を伺いました。木原さんの編曲家としてのこだわり、公演を行う側としてのこだわり、ぜひじっくりとお読み下さい! -まず初めに編曲家を志したきっかけを教えて下さい。 木原:私はもともとトランペット奏者志望だったのですが、洗足学園在学中から始めていたバンド指導や、卒業後に加わったビッグバンドでの活動をきっかけにして楽譜を書くことが増えていきました。 そもそも優秀な学生でもなく演奏の仕事も多くなかったので、卒業してからどうするか悩んだのですが、その頃から編曲という作業に対し
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