東京湾を震源とするマグニチュード(M)9以上の地震が発生、東京23区など関東で震度7以上――。1日夕方、気象庁から緊急地震速報が流れ、15秒後に取り消された。なぜ誤報が流れたのか? 「推定震度7」。1日午後5時すぎ、東京・霞が関の東京地裁や高裁が入る裁判所庁舎内で大地震の発生を伝える放送が流れた。群馬県の工場でも同様の放送が流れ、従業員はヘルメットをかぶって机の下に避難。地震アプリ利用者のスマートフォンに送られてきた首都圏の地図は、震度7を示す紫色のアイコンで埋まった。 小田急電鉄は走行中の列車がその場で停車。誤報と確認して運転を再開したが、最大で10分程度の遅れが出た。都営地下鉄もすぐ停車する措置を取った。 「社内がパニックに」 ツイッター上もちょっとした騒ぎに。「社内がパニックになりかけた」「心臓に悪い」「誤報でよかった」といった声の一方で、「防災意識を考える機会になった」との前向きな
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