ネット社会取材班です。連載「ネット君臨」の初回記事に様々なご意見を頂き、本当にありがとうございます。 fujiさんからは「既存のメディアが必死になって新しいメディアを頭ごなしに批判している」との声を頂きました。ほかの方からもネットの負の部分を強調しすぎではないかとのご意見がありました。 ネットの出現で、これからはテレビや新聞など既存のメディアが一方的に情報を発信する時代ではなくなりました。より多様で自由な意見や情報のやり取りができる、何よりもネットを使うすべての人がそれに参加できることは、紛れもない「進歩」です。従来のメディアよりも強い影響力を持つときが、いずれ来るかもしれません。一方で、「誰もが使う」ネットだからこそ、「負」の部分に注意を払う意味があるのではないかというのが第一部のスタンスです。 ネットはこれまでの「常識」も変えるかもしれません。当事者を探し、人に会い、記事を書く。基本的