9月19日にNHKから国民を守る党の立川市議・久保田学議員が訴えてきた裁判の判決があり、その判決は「原告の久保田学議員が、被告の選挙ウォッチャーちだいに78万5600円を支払え」というものでした。通常、裁判というのは訴えられた人が訴えた人に賠償金を払ったりするものですが、訴えた方が訴えられた方にお金を払わなければならなくなるというのは極めて異例です。ましてや実質上のスラップ裁判はたくさんあるけれど、裁判で「これはスラップ裁判である」と認められるのは、かなり珍しいことなのです。そのため、今回の裁判は「NHKから国民を守る党」という国政政党の議員が起こした裁判だということもあって、本来は誰の目にも触れないレベルの小さな民事裁判にもかかわらず、たくさんのメディアに取材していただきました。これまで「NHKから国民を守る党」の不法行為や恫喝まがいの行動について何度も警鐘を鳴らしてきたつもりでしたが、