急速に進化する人工知能(AI)に世界が揺れている。米オープンAIの対話AI「ChatGPT(チャットGPT)」をはじめ、驚くような高い対話・作画能力がある生成AIが次々と登場している。日本経済新聞で始まる連載企画「AI Impact」に先立ち、AIの今を読み解く代表的な10の数字を紹介する。2億2500万冊 GPT-3が学習に用いたデータ量(文庫本に換算)生成AIが文章生成や要約、翻訳など巧
労働者として仕事を見るのではなく、経営者として仕事を考えると随分違った景色が見える。仕事をするのは自分なので下から見るか上から見るか、同じ自分を見ているのに全然意味が変わってくるのが面白い。 会社には社長がいる。会社の始まりは一人の社長から始まる。初めから仲間がいる場合はあれ、まずは一人だ。社長が、事業そのものを全て手の先爪の先まで見て運営していたら、これはまず一番レベルの低い状態となる。なぜかというと、社長の死が会社の死を意味するからだ。 会社とは、お金を稼ぎ続けるシステムだが、一つ特徴があって、人間の寿命を超える。健全であれば百年以上続く。だから会社は、会社に仕事を依頼するのだ。人間に依頼するとその人間は余命いくばく。誰でも命は有限だから。会社にお願いすれば、誰かがいなくなっても別の誰かがやってくれる、という前提がある。実際はそうもいかないのはともかくとして。 だから、社長は、事業の基
こんにちは代表のサル君です。今日はChatGPTに記憶を持たせる方法を紹介します。 ChatGPTと記憶力ChatGPTは、大量のテキストデータをトレーニングデータとして使用し、そのデータを元に自然言語テキストを生成することができます。しかし、個別の対話の詳細を長期的に覚えることはできません。これは、ChatGPTが非常に大量のデータを扱うことができる一方で、短期的な情報を長期的に保持するためのメカニズムが欠如しているためです。 しかし、適切に設定されたプロンプトを使用することで、ChatGPTに一定程度の記憶力を持たせることができます。 対話の開始まず、以下のような対話をChatGPTと行います。 ユーザー: コンピュータサイエンスについてのブログを書きたいんですが、どんなことを書けば良いですか? ChatGPT: コンピュータサイエンスについてのブログを書く場合、様々なトピックを取り上
Twitterを買収したイーロン・マスクの横暴に耐えかねて、去年の12月以来Twitterへの投稿を休止している。 しかし、しゃべりたいことは日々出てきて止められず、あちこちに居場所を作って遊んでいるうちに半年近く経った。意外とこれで楽しくやれるかも、という感じになってきたので、所感まとめとご報告。 Mastodon pollyanna.social 2017年に流行り始めたときにハマって、自分でもおひとりさまインスタンスを立てて遊んでたくらいなので、なんの違和感もなく馴染めている。 しばらくはmstdn.jpに昔作ったアカウントを使っていたが、思うところあって、やはりおひとりさまインスタンスに引っ越した。 サーバ管理の大変さが前回で身に沁みたため、今はホスティングサービスのHostdonさんにおまかせ。当初は動作が不安定なこともあったが、現在はまったくといっていいほど不具合は生じず、快適
強盗事件や特殊詐欺事件の実行犯を、闇バイトで募集された若者が担うケースが目立っている。甘い言葉にだまされる若者がいる一方、犯罪であることを知らされた上で、自らの意思で手を染めるケースも少なくない。特殊詐欺の受け子だと知りながら闇バイトに応じ、大阪府警に逮捕された男は、理由について「ただ、何となく」と説明。一部の若者が持つ犯罪への甘い認識に、専門家は「若いとはいえ、あまりに〝世間知らず〟が多い」と警鐘を鳴らす。 報酬は1回5万円《犯罪ですが大丈夫ですか?》 通信アプリ「テレグラム」に届いた顔も知らない相手からのメッセージには、バイトの中身が特殊詐欺の受け子であること、そしてそれが犯罪であることが明記されていた。《大丈夫です》。特に迷いもせず、すぐにそう返した。 特殊詐欺未遂事件の「受け子」として逮捕された男(22)が後戻りできない道に足を踏み入れたのは、昨年夏のことだった。 地元の沖縄を離れ
ChatGPTのチャットボットを安全に運用する方法 プロンプトインジェクションは、不適切な文字列や悪意のあるコードを含むプロンプトがChatGPTに送信されることで発生するセキュリティ上の懸念です。 2023/04/11現在、LINEボットとして公開されている多くのサービスでプロンプトインジェクション対策がなされていないようです。この記事では、プロンプトインジェクション対策の背景や具体的なプロンプトの例を紹介し、ChatGPT APIを安全に利用する方法を説明します。 背景 ChatGPT APIは、OpenAIが開発した大規模な言語モデルで、自然言語処理のタスクを実行するために利用されます。しかし、APIを利用する際にはセキュリティ上の問題が生じることがあります。プロンプトインジェクションはその一例で、攻撃者が意図的に悪意のあるプロンプトを送信することで、システムやユーザーに悪影響を与え
スポーツ関連の靴やアパレル等を開発、製造、販売する、 アメリカで誕生した多国籍企業、「ナイキ」。 世界最大のアスレチックシューズのサプライヤーになるなど、 現在では文字通り世界有数の大企業となったわけですが、 出発点はオニツカタイガー(現アシックス)の販売代理店でした。 ナイキ共同創業者の1人であるフィル・ナイトは、 スタンフォード大学経営大学院在学中、 「日本の運動靴は、日本のカメラがドイツのカメラにした事を、 ドイツの運動靴に対しても成し遂げ得るか」という論文を執筆。 大学時代にトラック競技をやっていたナイト氏は、 日本製のスポーツシューズの品質を身を以て知っており、 カメラのように、やがて世界を席巻するはずだと睨んでいました。 そしてナイト氏は大学卒業後、品質に確信を持ったオニツカの本社へ。 実は当時はまだ会社を正式には設立していなかったのですが、 自身の「会社」を代理店にしてもらう
まず言っておきたい。フランスのマクロン大統領は時代錯誤を犯しており、私たちの時間を無駄にしている。 マクロンが打ち出す政策は2020年代にまったく適合していない。まるで頭のなかは、1990年代から2000年代前半までの市場に幸福感が漂っていた時代で止まってしまっているかのようだ。2008年の金融危機や新型コロナのパンデミック、ロシアのウクライナ侵攻が起きる前の世界観で固まってしまっている。 いまの時代の特徴は、格差が拡大し、一部の資産家が空前絶後の繁栄を手にし、気候変動とエネルギーの危機に見舞われていることだ。教育と医療に投資をし、公正な経済システムをフランス国内、欧州内、そして世界全体で実現するのが急務となっている。それなのにフランス政府は、そんなことなどお構いなしに、いまも時代錯誤の反社会的政策を続けているのだ。 もはや「現実」は隠せない 2019年の時点でマクロンが打ち出していたのは
1 はじめに 前回このブログを使ったのは3年前のちょうどこの時期のようです。コロナ禍で少し遅れてオンラインで授業が始まって、授業準備をしているときにコロナ関連の情報をまとめておこうと思って書いた記事でした。で、その後3年がたち、コロナ禍は一応区切りを迎えているわけですが、新学期の授業を始めるにあたっていろいろ考えなければならないという意味ではそのときと同じような状況が(もちろんいろんな意味で位置づけは違うのですが)再び…。 ということで、チャットGPTの話です。すでによく知られているようにこのアプリが登場したのは昨年11月、時期的には2022年度後期にすでに広まっていた可能性はあったし、実際アメリカの大学では一足早くレポートでの利用なんかが問題になったりしましたが、実質的にはこの4月から始まる2023年度が、日本の大学にとってチャットGPT元年ということになるのだと思います。 具体的な話に
あだち・ゆうや/Deloitteにて12年間コンサルティングに従事。大企業、中小企業あわせて1000社以上に訪問し、8000人以上のビジネスパーソンとともに仕事をする。仕事、マネジメントに関するメディア『Books&Apps』を運営する一方で、企業の現場でコンサルティング活動を行う。著書に、『仕事ができる人が見えないところで必ずしていること』(日本実業出版社)、『頭のいい人が話す前に考えていること』(ダイヤモンド社)、『人生がうまくいかないと感じる人のための超アウトプット入門』(河出書房新社)、『すぐ「決めつける」バカ、まず「受けとめる」知的な人』『仕事で必要な「本当のコミュニケーション能力」はどう身につければいいのか?』(日本実業出版社)など。 頭のいい人が話す前に考えていること 子どものころ、「ちゃんと考えてから話して」と言われたことはないだろうか。もしくは上司に「よく考えて」とか「ち
文明交錯 (海外文学セレクション) 作者:ローラン・ビネ東京創元社Amazonこの『文明交錯』は、スペインがインカ帝国を征服した史実を反転させ、逆にインカ帝国がスペインを征服していたら世界はどう変わっていったのかを描き出す歴史改変長篇だ。著者は『HHhH――1942年』などで知られるローラン・ビネ。 『HHhH』はメタ歴史小説とでもいうべき傑作で、本作もその設定のキャッチーさからかなり期待して読み始めたが、期待以上のおもしろさだ。普通に考えたら資源にも装備にも劣るインカ帝国がスペインを征服できるはずはないのだが、何が起こったらそれが起こり得るのか? を追求していく手付きはまるでノンフィクションを読んでいるかのよう。そして、征服の過程、また征服を終えた後、反乱を抑え周辺諸国と渡り合っていくために内政をいちから整えていく様はまるでゲーム『シヴィライゼーション』をプレイしているかのようなスピード
ツイ鳥「ジョージ=コクム」(森に入ったのですが怪物もおらず、ツイ鳥だけがいました。赤字貿易経営者! @_596_ ツイ鳥は丸く青く、羽のない巨大な鳥の姿をした鳥です。ツイ鳥は多くの目でずっと遠くまで見渡すことができ、侵入者を捜して森を守っていました。ある日、誰かが尋ねました。『もし夜に怪物が来たらどうしよう?』ツイ鳥「ジョージ=コクム」巷では「毒の鳥」と言われている方いましたがきっと別の鳥です。輸出入業経営者の貿易業者兼ライター。 ツイ鳥「ジョージ=コクム」(森に入ったのですが怪物もおらず、ツイ鳥だけがいました。赤字貿易経営者! @_596_ 先日のハイライト 不動産オーナー 「これ百貨店で買ったのよ。」 私 「良い帽子ですね。良い値段しそうです。」 オーナー 「値段知らない。百貨店だったし。」 私 「ああ外商帳場ですか。」 オーナー 「えっと百貨店ってお金いらないじゃない。」 私 「普通
とりあえず読んで良かった新書を羅列していきます。人文系に偏っているのは、性格上仕方がないのでご理解ください。とりあえず質うんぬんは大学院から考えて、インプット型の読書は量に限ります。 岩波新書・マイケル・ローゼン『尊厳』 ・スティーブン・グリーンブラット『暴君』 ・原武史『平成の終焉』『昭和天皇』 ・赤江達也『矢内原忠雄 戦争と知識人の使命』 ・山田隆司『名誉毀損』 ・岡本薫『著作権の考え方』 ・川島武宣『日本人の法意識』 ・諸富徹『グローバル・タックス』 ・枝廣淳子『地元経済を創りなおす』 ・渡邊泉『会計学の誕生』 ・志賀櫻『タックス・イーター』『タックス・ヘイブン』 ・宇沢弘文『経済学の考え方』 ・高島善哉『アダム・スミス』 ・菊地暁『民俗学入門』 ・山出保『まちづくり都市金沢』『金沢を歩く』 ・井戸まさえ『日本の無戸籍者』 ・栗原俊雄『勲章 知られざる素顔』 ・山田登世子『贅沢の条件
Blueskyに登録して今日で一ヶ月と十日が経過した。といっても、iOS端末を持たない身分の僕に最初の十日はあってなかったようなものだ。今でこそ公式のWebクライアントがリリースされ、それを凌ぐ利便性を備えた非公式クライアントが群雄割拠しているが、当時はかろうじて投稿が行える程度に留まっていた。 やむをえず交流を諦めて排便記録を投稿していると徐々に各種クライアントの機能が充実してきて、じきにフォロワー欄を確認できる形になった。ありがたいことにもう数名からフォローを頂いている。とはいえフォロワー欄を確認できてもフォローボタンがまだ実装されていなかったため、仕方がなく僕は排便記録を続行した。 明くる日、ようやくフォローボタンが実装された頃にはなぜかフォロワー数が二十人近くに増えていた。そんなに僕の排便記録に需要があったのかと胸を打たれたのも束の間、どうやら日本語話者を全員フォローする方針の人た
temperatureなどのChatGPTのパラメーターは、OpenAIのウェブサイトのPlaygroundやAPIでは変更できるようになっていますが、通常のChatGPTのサイトでは変更できないようになっています。 しかし、これを変更する方法を発見しましたので報告します。 また、自由に新しいパラメーターを設定して、これを使ってChatGPTの文章表現を操作できることが分かりましたので、これについても解説します。 1.temperatureの変更(1) temperature=2.0への変更最初にChatGPTのサイトでtemperatureを2.0に変更してみます。 ChatGPTのtemperatureは通常、1.0程度に設定されており、もし、temperatureを2.0に引き上げると、以下のように文章が壊れてしまうはずです。 若いSamadenacityas安 広がる豊かな井田_p
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