夏休みが終わり、各地の学校で新学期が始まりましたが、長い休みが明けた時期は、「子どもの自殺」が増える傾向があります。命を削ってまで、学校に行く必要はない。それでも、学校に行けない状況は、本人や家族にとって簡単なことではありません。 そうしたなか、不登校を経験した人たちの「その後」を伝えることで、当事者の不安や苦しみを和らげたいと、事例集を作り続ける夫婦がいます。事例集は、「大丈夫、学校は人生の一部でしかない」と伝えています。 “雲の向こうはいつも青空” 不登校インタビュー事例集 「雲の向こうはいつも青空」 「雲の向こうはいつも青空」は、不登校や引きこもりを経験した人や、その親などの体験談がまとめられた事例集です。不登校になったきっかけ、そしていまにいたる人生が、インタビュー形式で綴られています。 金子純一さん 金子あかねさん夫婦 事例集を作ったのは、川崎市の金子純一さんと、金子あかねさんの