当時のNHKや他メディアの報道内容を伝えます。 石巻日日新聞の情報は「6枚の壁新聞 石巻日日新聞・東日本大震災後7日間の記録」石巻日日新聞社 編(KADOKAWA/ 角川SSC新書)より。 民放の情報は(株)エム・データまとめ。
1人が死亡し18人がけがをした福島県郡山市の飲食店の爆発事故で、死亡したのはこの店で行われていた改装工事の現場監督だった仙台市の50歳の男性と確認されました。警察と消防はプロパンガスによる爆発とみて詳しい状況を調べています。 店の中で男性1人の遺体が見つかり、警察が身元の確認を進めたところ、仙台市太白区の会社員、古川寛さん(50)と確認されました。 警察などによりますと、爆発が起きた店は新型コロナウイルスの影響で4月から休業し、その期間中に店舗の改装を行っていたということです。 古川さんが勤務する仙台市の設計施工会社によりますと、古川さんはこの店の改装工事の現場監督で、壁紙を塗装したり床を貼り替えたりする作業を行い、ガス関係の工事は請け負っていないということです。 今回の爆発では、このほか周辺の銀行のATMを使っていた人や近くの会社の事務所にいた人など、20代から80代の男女18人がけがを
IAEA=国際原子力機関のグロッシ事務局長が、初めて東京電力福島第一原子力発電所を訪れ、処分方法が課題になっている放射性物質のトリチウムなどを含んだ水について、基準以下に薄めたうえで海に流すことについては、科学的な観点からは問題がないという認識を示しました。 日本を訪問しているIAEAのグロッシ事務局長は26日午後、福島第一原子力発電所を初めて訪れました。 グロッシ事務局長は、原子炉を視察して東電側から廃炉に向けた進捗(しんちょく)状況について説明を受けたあと、焦点の1つとなっている、放射性物質のトリチウムなどを含んだ水についても、放射線量などの説明を受けました。 水の処分をめぐっては国の小委員会が今月、基準以下に薄めるなどして海か大気に放出する方法が現実的だなどとする報告書を取りまとめています。 これについてグロッシ事務局長は記者団に対して、あくまで日本政府が決定することだと強調したうえ
「非常に危険な状況です。一刻も早く燃料棒を冷やすことです」――。 6年前のあの日、NHK解説委員・水野倫之さんの切実な声を聞いた視聴者は、「この人は信用できる」と思った。水野さんはいまも福島に通い続けている。 問題は何も終わっていない 震災から6年が経ち、福島への関心は日々、薄らいでいるように思えます。月日が経ったのですから、いたしかたない面もありますが、実際には原発の廃炉にしろ、復興の問題にしろ、まだ、何も終わっていませんし、解決していません。 廃炉作業は困難の連続で、今も8万人の方々が避難生活を余儀なくされています。問題は山積しているのです。それなのに大きな変化がないとなかなか注目されない。 事故がどうして起きたのか、その時、何が起こったのか、そして今、何が起こっているのか。それらを伝え続けなくてはいけない……。切り口を変えてみたり、タイミング良く解説するにはどうしたらよいのかと、悪戦
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