タグ

2012年7月16日のブックマーク (6件)

  • 大気圧

    戻る  このページのトップへ 目次へ  home 1.大気圧 空気も“もの”である以上質量がある。そして地球上では質量があれば地球の重力によって引きつけられている。つまり大気も重力によって引きつけられ、地表を押す力(重さ)となる。これが大気圧である。厳密にいうと、圧力とは一定の面積(1m2)に加わる力であるので、大気圧も1m2に加わる大気の重さによる力ということになる。 この大気圧を目に見える形で示したのが、一時ガリレオ(イタリア、1564年~1642年)の秘書もやったことがあるトリチェリー(イタリア、1608年~1647年)であった。彼は、下のように長さ1mくらいのガラス管に水銀を満たしてからふたをして、同じく水銀を満たしたお皿にそのガラス管を逆さにしてたててた後、ガラス管のふたをはずすと、ガラス管の中の水銀はすっと下がり、お皿の水銀面からの高さ約76cmで止まることを示した(1644年

  • 「パスカルの賭け」の欺瞞

    パスカルという科学者がいる。 気圧に関する研究を行いその単位に名を残した、自然科学黎明期の科学者の一人だ。 彼はまた哲学者としても知られており 「人間は考える葦である」という言葉はあまりにも有名だ。 その彼が行った「パスカルの賭け」という有名な思考実験がある。 これはいわばゲーム理論の走りとでも言うべきもので、 神が存在する場合しない場合に、それぞれ神を信じることと信じないことの利益不利益を考え、 どのような行動を取れば利益が最大になるか考えるという内容だ。 「神は存在するか、しないか。きみはどちらに賭ける? いや、どちらかを選べということがまちがっている。正しいのは賭けないことだ。 そう。だが、賭けなければならない。君は船に乗り込んでいるのだから。」 すでにこの世に生きている以上、この勝負を降りることはできない。 賭けないということ自体が、結果的に一つの選択となるからだ。 賭け金は自分の

    「パスカルの賭け」の欺瞞
  • Automatic Dependent Surveillance–Broadcast - Wikipedia

  • 自動船舶識別装置 - Wikipedia

    船舶自動識別装置 船舶自動識別装置(せんぱくじどうしきべつそうち 英語:Automatic Identification System, AIS)は、国際VHFを利用した、船舶の動静を自動で識別する装置である。 電波法(電波法施行規則第2条第37号の4)や船舶設備規程(第百四十六条の二十九)では、”船舶自動識別装置”である。 識別符号、船名、位置、針路、速力、目的地などのデータを発信するVHF帯デジタル無線機器で、対応ソフトウェアがあれば受信したデータを電子海図上やレーダー画面上に表示することができる。2008年(平成20年)7月1日以降、後述する要件を満たす全ての船舶に搭載が義務化されている。 2002年、テロリズムへの対処を目的として、国際海事機関(IMO)の主導によりSOLAS条約(海上人命安全条約)が改正され、この改正条文中に自動船舶識別装置の設置に関する事項も盛り込まれ、すべての

    自動船舶識別装置 - Wikipedia
  • プロメーテウス - Wikipedia

    プロメーテウス(古代ギリシャ語: Προμηθεύς、Promētheús [ pro.mɛː.tʰeú̯s])は、ギリシア神話に登場する男神で、ティーターンの一柱である。イーアペトスの子で、アトラース、メノイティオス、エピメーテウスと兄弟[1][2]、デウカリオーンの父[3]。ゼウスの反対を押し切り、天界の火を盗んで人類に与えた存在として知られる。また人間を創造したとも言われる[4]。日語では長音を省略してプロメテウスと表記するのが一般的である。ヘルメースと並んでギリシア神話におけるトリックスター的存在であり、文化英雄としての面を有する。 概説[編集] 名前の意味[編集] ギリシア語で"pro"(先に、前に)+"mētheus"(考える者)と分解でき、「先見の明を持つ者」「熟慮する者」の意である。同様に、弟のエピメーテウスは"epi"(後に)+"mētheus"に分解でき、対比的な命名

    プロメーテウス - Wikipedia
  • 今週の本棚:海部宣男・評 『プロメテウスの火』=朝永振一郎・著、江沢洋・編- 毎日jp(毎日新聞)

    (みすず書房・3150円) ◇政治と科学、「不信」が開いた「人災」への道 福島原発事故の国会調査委員会報告が出た。事故の根源的原因は、歴代の規制当局と東電との関係において「規制する側とされる立場が逆転」し、原子力の安全の監視・監督機能が崩壊していたことにあり、事故はあきらかに「人災」と断じている。この結論は納得できるが、「人災」、そして「規制する側とされる立場の逆転」という異常な現象は、なぜ起きたのだろう。 一九五〇年代の原子力利用のスタート時、科学者と政治家との相互不信の中で日はこの「人災」への道を歩み始めたことを、書は伝える。 「プロメテウスの火」とは、湯川秀樹と並ぶわが国初期のノーベル賞物理学者・朝永振一郎が、原子力を中心とする現代科学に原罪のイメージをダブらせて語った言葉である。朝永は「現在の事実には一切眼(め)をつぶって、千年先のことを考えて純粋な研究をしたい」と思いつつ科学