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ブックマーク / www.jafta.or.jp (1)

  • 咲かせてみようタケの花

    タケの花をご存じでしょうか? それは、小さな花頴(かえい)からこぼれ出た、雄しべのみが目立つ地味なものです。日でふだん目にすることのできるタケ類は開花することはまれで、稈(かん)の更新はタケノコの伸長という無性生殖の形でなされています。無性生殖のタケノコの伸長はきわめて速く、モウソウチクなどでは1ヶ月で20mにも達します。このような伸長成長の速さは他の植物と比べて特異な現象として知られていますが、有性生殖である開花、結実に関してもタケ類は変わっています。つまり、開花周期が非常に長いことに加えて、開花時には群落全体が一斉開花した後に枯死することが多く、植物界のなかでも特異な開花習性として知られています。    タケ類の開花周期は長いことが多いため、その周期の記録は必ずしも正確ではありませんが、これまでの報告で最も開花周期の長いのは、日でも普通に見られるマダケで約120年です。世界には約1

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