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ブックマーク / blogs.itmedia.co.jp/natsume (2)

  • 水木しげるさん逝去:夏目房之介の「で?」:オルタナティブ・ブログ

    http://news.yahoo.co.jp/pickup/6182543 水木さんが逝かれた。 デスクワークしていたら立て続けにマスコミからコメント依頼がきて知った。 貸時代にはほとんど知らず(「忍法秘話」では見ていたはず)、「ガロ」で作家として認識し、すっとぼけた中に尋常ならざるニヒリズムというか、索漠たる気配の漂う短編群が大好きだった。後年、捕虜生活中に描いた絵の、時間が止まった「死」の気配に、それが戦争体験とつながっているのを知った。いわゆる妖怪は、おそらくその「死」=「異界」からやってくる。そのはざまに立つのが、ねずみ男だったろう。 マンガ論を手塚を軸に始めたとき、手塚を相対化する存在のひとつが梶原一騎とならんで水木さんだったし、とにかく水木マンガのあの世界が好きだった。でも、インタビューでご人にお会いして、いきなりその人をった存在にやられ、「水木マンガも面白いけど、ご

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  • 宮崎駿『風の谷のナウシカ』マンガ版と「読みにくさ」:夏目房之介の「で?」:オルタナティブ・ブログ

    学習院身体表象の担当ゼミ(批評研究)で、以下のようなレジュメの発表を行いました。 2013.10.2-9 マンガ・アニメーション芸術批評研究(3限) 宮崎駿『風の谷のナウシカ』マンガ版と「読みにくさ」  夏目房之介 ※以下のメモは、今秋提出の当専攻博士課程後期・砂澤雄一の『風の谷のナウシカ』についての博士論文に触発されたものである。 1)『ナウシカ』マンガ版は読みにくいのか? 阿部幸広「究極の、そして最も幸福なアマチュア-マンガ家としての宮崎駿」(「ユリイカ 臨時増刊 宮崎駿の世界」青土社 1997年)をはじめ、『ナウシカ』マンガ版を「読みにくい」とする意見が複数ある。夏目自身は、違和感は多少あるが、それほど読みにくいとは感じていなかったので、少し意外であった。直観的には、宮崎のマンガ観が50年代の読書体験によって形成され、古典的な表現形式を踏襲しているために、現在のマンガ形式になじんだ読

    宮崎駿『風の谷のナウシカ』マンガ版と「読みにくさ」:夏目房之介の「で?」:オルタナティブ・ブログ
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