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ブックマーク / hr-inoue.net (2)

  • 雑科学ノート - モーターの話 -

    普通に「モーター」と言って想像するのは、模型の車や船などに使う小型の直流モーターでしょう。これの原理は中学校の理科で習うと思いますが、一応、図1で簡単におさらいしておきましょう。 モーター体は、中で回転するローター(電機子、アーマチュア)と、外側に固定されたフィールド(界磁、ステーター)から成っています。ローターは鉄芯にコイルを巻いた電磁石(磁石の話参照)で、導線の端は整流子と呼ばれる筒状の金属片(整流子片)につながれています。図1のモーターは2極型ですから、整流子片も2つに分かれています。整流子片はブラシと呼ばれる別の導体に接触しており、ここから電流が供給されます。電源をつなぐと、電流はブラシから整流子片を通ってローターに巻かれたコイルを流れ、もう一方の整流子片から反対側のブラシを通って出て行きます。 初めにローターが図1(a)の位置にあったとしましょう。電流は左のブラシから橙色の矢印

  • 私編 雑科学ノート --- Personal Notebook of Petit Science ---

    ゼオライトの一種であるナトリウムモルデナイトに対するオルト水素とパラ水素の収着現象を解析し、水素の収着熱と、オルト/パラ水素の収着性の違いについて、実験と理論の両面から検討。水素分子はモルデナイト細孔内で壁面のナトリウムイオンに対して水平に配向していること、分子の回転を束縛して配向を決めている主要因は四重極子と静電場の勾配との相互作用であることを実証。 シランのグロー放電分解によって作製したアモルファスシリコンを、種々の酸化還元電位を持つ水溶液に浸し、暗時、および光照射時の電気化学的挙動を解析。アモルファスシリコンはn-型半導体の挙動を示し、適当な電気化学系において光起電力を示す。アモルファスシリコン表面は水溶液中で酸化され、それに伴って生じた表面準位によってFermi Level Pinningの現象を示すが、この過程は光電流によって加速される。また、液のpHと電極の電位に応じて、表面の

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