ホーム > ◇京大原子核・吉井英勝議員 > H18.05.12 吉井議員(共産)、中性子照射による原発の脆性劣化(原子炉圧力容器の破損、制御棒ひび割れなど) 国会議事録3.11以前の国家原子力政策 164-衆-内閣委員会-7号 平成18年05月12日 質問者: 日本共産党・吉井英勝議員 〇吉井委員 日本共産党の吉井英勝です。 私は、日本の原子力発電所も大体三十年から四十年たってきましたから、原発というのは、原子炉の圧力容器の中で核燃料が要するに核分裂反応をやっているわけですから、中性子がどんどん飛び交い、それによって連鎖反応が次々と起こっていく、そういう現象ですが、中性子によって材料がたたかれることによってもろくなってくるという問題があるんですね。わかりやすく言いますと、要するに、熱いガラスのコップの中に冷たい水を入れたらぱりんと割れるように、もろくなるということはそういう意味なんです。